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スポーツ特集 「中学部活動を盛り上げたい」ある中学軟式野球部の思いを聞く

今回のスポーツ特集は、中学生の部活動について取り上げます。取材すると部活動の本来の意義が見えてきました。

作新学院中等部軟式野球部は、3月に開かれた全日本少年春季軟式野球大会で準優勝を果たしました。チームは去年まで4年連続で大会に出場していましたが、どうしてもベスト8の壁を超えられませんでした。5回目にして初の決勝。目標の優勝には届きませんでしたが、決勝進出は悲願でした。

名門、作新学院高校の硬式野球部で長くコーチを務めた増渕洋介監督が中学校のチームを率いて9年。監督には強い思いがありました。「中学校の部活動を盛り上げる」

(増渕洋介監督)「中学校軟式野球の人気の陰り、地域移行など難しい点はたくさんあるが、今の自分のステージである中学校野球で野球人口の増加を目指したい」

大会に出場した2学年(現3年、2年)で部員数は35人。練習を取材してみると、何度も何度も円陣が組まれます。しかも監督、コーチの指示がないケースがほとんど。選手と話をすると「主体的」という言葉が多く聞かれます。

(荒田竜征キャプテン)「監督、コーチに『やれ』と言われてもうまくならない。自分たちで主体的に声を出してやればうまくなるし、一番成長できます」

中学生から硬式野球、という選択肢もある中で、軟式野球を選んだ選手たち。準優勝を獲得したチームは、あとは「優勝」を狙うだけです。夏の全日本大会がその舞台です。

中学校野球の部活動がアツい。きょうもひたむきに練習を続けます。
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