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那須町の那須どうぶつ王国 ウッドチャックとツシマヤマネコの新展示場が完成 17日から公開

那須町にある動物園の新しい展示場で、17日からリス科やネコ科のかわいらしい仲間たちが一般公開されるのを前に、16日に報道関係者に公開されました。

那須町にある那須どうぶつ王国の新しい展示場で、一般公開されるのは「ウッドチャック」と「ツシマヤマネコ」です。

初公開となるウッドチャックは、北アメリカに生息するリス科の動物で、園内では4頭を飼育しています。穴を掘って生活する特徴があり、設置された穴の中で、集まって寝ている姿を観察することができます。飼育員から餌が与えられると、おいしそうに頬張っていました。

ツシマヤマネコは長崎県対馬だけに生息し、絶滅が心配されているネコ科の動物で、園内では2頭を飼育しています。これまでは屋内で展示を行っていましたが、今回完成した屋外展示場は、天井がなく雨や風が入ってくるため、より自然な状態での飼育が可能となります。また対馬の環境を再現し、樹木や田んぼ、それに水場も今後設置するということです。那須どうぶつ王国によりますと、こうした環境を整えることで、ツシマヤマネコのストレスを減らし、今後は繁殖にもつなげたいということです。

17日は、それぞれの公開記念イベントが開かれます。

ツシマヤマネコ担当飼育員の橋本渚さん:
「ヤマネコの保護色のすごさを見ていただきたい。パッと見て見つからないことが多いと思うので、どう溶け込んでいるかを探す楽しみを味わっていただけるとうれしい」

ウッドチャック担当飼育員の二川原美帆さん:
「体形が魅力的だと思っている。ご飯を食べたり穴を掘ったり、展示場を走り回ったりする姿を見せてくれるので、ぜひたくさんの人に見にきてほしいです」
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