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「思い残すことなく取り組んだ」5月勇退の真岡・石坂市長 任期最後の定例会見

5月に任期満了を迎え勇退する真岡市の石坂真一市長が30日、最後の定例会見に臨みました。

石坂真一市長「2期8年どこの街にも負けない真岡市を作ろうと職員の皆さんと一丸となって取り組んで来た。これに尽きる…やりつくしたと言っても過言ではない。」

石坂市長は真岡市の2代目市長を務めた岩崎純三元総務庁長官の秘書をきっかけに政治の世界に入り、その後、県議会議員を務め自民党県連の幹事長を経て2017年の市長選挙で初当選を果たしました。現在2期目で、今年1月、「余力があるうちに身を引くことで新しい政治家が誕生する」と今期限りでの勇退を表明していました。

4月27日に行われた市長選挙では当選した前の市議会議員の中村和彦氏を支援し、「多くの人の協力で思い残すことなく真岡市の発展に思いを寄せた施策を実行できた。新しい市長には新しい真岡市づくりに取り組んで欲しい」と思いを語りました。

石坂真一市長「私の政治家人生の中で、多くの皆さんとご縁を結んでいただいた、私の生涯の宝であります」

これまで取り組んできた特に思い入れがある事業として、東日本大震災で大きな被害を受けた庁舎の建て替えや防災情報などを発信するFMもおかの開局、それに今年3月、日本最大級のいちごのイベント、「ストロベリーワールドin真岡」を開催できたことなどを挙げました。

石坂真一市長「政治家が取るべき道、それは最後の進退は自分で決めなければならない。いつまで寿命があるかわかりませんが、今まで政治だけで50年歩んできた人生。自分の思い、自分が何をやりたいか見つけながら健康である限り頑張っていきたい。楽しく、忙しく、自分を作っていこうと思います」