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渡良瀬遊水地のコウノトリ 小山市がヒナに足環を取り付け

3月に小山市の渡良瀬遊水地で生まれた、国の特別天然記念物コウノトリのヒナ3羽に9日、個体識別のための足環がつけられました。

足環がつけられたのは、渡良瀬遊水地の人工の巣に定着した、コウノトリの「ひかる」と「レイ」のペアから誕生した3羽のヒナです。渡良瀬遊水地でのヒナの誕生は、6年連続です。

足環の装着は、コウノトリの研究機関の職員が、12.5メートルの高さにある人工の巣に高所作業車で近づき、ヒナが人を見て驚かないように目隠しをし、て地上で作業を行いました。

小山市によりますと、ヒナは3月28日に誕生したと推測され、一番大きいヒナは体長が85.5センチ、体重は4.6キロありました。ほかの2羽も体長は80センチを超えて、3羽とも順調に育ちこのまま成長すれば、6月の前半には巣立ちを迎えます。

この日は性別の判別や健康状態を調べるための検体も採取しました。小山市は5月下旬にも、3羽の命名式を行う予定です。