LRT西側延伸計画 事業費は700億円に 宇都宮市が試算
LRT・ライトラインのJR宇都宮駅西側への延伸を進めている宇都宮市は9日、概算事業費がこれまでに公表していた額から、大幅に増加したおよそ700億円に上ることを明らかにしました。
JR宇都宮駅西側のLRT・ライトライン事業の進ちょく状況などについて、宇都宮市の担当者が市議会議員に説明しました。国から事業認可を得るために、宇都宮市が年内に策定を進めている「軌道運送高度化実施計画」で、需要予測や収支計画を算出するため、再び試みの計算をしました。
その速報値によりますと、東西で開通した後、平日1日当たりの利用者の数は全体でおよそ3万2千人と予測しています。
概算事業費はこれまで公表していた、およそ400億円から1.7倍となる700億円ほどに膨らむことを見込んでいます。事業費が増えた要因は、効率的な運行のために、車両5編成程度を留め置く施設を新たに建設するための用地の取得面積が増えたことや、車両の編成数の増加、それに物価の高騰などを挙げています。
車両の編成数については、これまでの5編成から11編成程度に増やすことにしています。西側は5キロの区間に停留場が12カ所あり、停留場と停留場のあいだが短いことや、交差点の信号が多いことなどで、運行速度が東側に比べ遅くなることが見込まれることから、利用者の利便性や需要に見合うサービスを確保するために、車両を増やすとしています。
JR宇都宮駅西側のLRT・ライトライン事業の進ちょく状況などについて、宇都宮市の担当者が市議会議員に説明しました。国から事業認可を得るために、宇都宮市が年内に策定を進めている「軌道運送高度化実施計画」で、需要予測や収支計画を算出するため、再び試みの計算をしました。
その速報値によりますと、東西で開通した後、平日1日当たりの利用者の数は全体でおよそ3万2千人と予測しています。
概算事業費はこれまで公表していた、およそ400億円から1.7倍となる700億円ほどに膨らむことを見込んでいます。事業費が増えた要因は、効率的な運行のために、車両5編成程度を留め置く施設を新たに建設するための用地の取得面積が増えたことや、車両の編成数の増加、それに物価の高騰などを挙げています。
車両の編成数については、これまでの5編成から11編成程度に増やすことにしています。西側は5キロの区間に停留場が12カ所あり、停留場と停留場のあいだが短いことや、交差点の信号が多いことなどで、運行速度が東側に比べ遅くなることが見込まれることから、利用者の利便性や需要に見合うサービスを確保するために、車両を増やすとしています。
