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東京2025世界陸上のハンガリー事前キャンプは栃木で!東京オリパラに続き 深まる縁

福田富一知事は12日、定例の記者会見を開いて、9月に東京で開かれる世界陸上のハンガリー選手団の事前キャンプを宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで受け入れることが決まったと発表しました。

ハンガリーの選手団が県内で事前キャンプを行うのは2015年の世界陸上北京大会、2021年の東京オリンピックパラリンピックに続いて3度目です。福田知事は会見で12日、意書を締結したと明かし、「大変喜ばしいこと」と述べました。

世界のトップアスリートが集う「東京2025世界陸上」は9月13日に国立競技場で開幕する予定で、ハンガリー選手団は9月3日から17日まで宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで事前キャンプを行います。

メンバーは選手とコーチ合わせて25人で、去年開かれたパリオリンピックで銀メダルに輝いた男子ハンマー投げのベンツェ・ハラス選手や同じく女子七種競技で7位に入賞したクセニア・クリジャン選手など注目選手を擁します。

県は、選手団と中高生への交流の場を設けるなどして競技の底上げや県内スポーツの向上につながればと期待しています。

一方、ガソリン税などに上乗せされる暫定税率が廃止された場合、福田知事は栃木県では県と市町で「117億円」税収が減ると説明しました。政府は物価高対策として22日から1リットルあたり10円を引き下げる補助制度を導入する予定です。これについて、「県民や企業の負担は少しは軽減されると思う」と述べるとともに、「代わりの財源の確保」について丁寧に議論を進めて欲しいと注文を付けました。