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歴史街道「とちぎSHOGUN物語」でまちづくり 宇都宮市でシンポジウム とちぎ圏央まちづくり協議会

LRT・ライトラインのJR宇都宮駅西側への延伸計画をきっかけに、世界中から観光客を誘致するため、徳川時代の日光をキーワードに地域活性化を考えようというシンポジウムが13日、宇都宮市内で開かれました。

シンポジウムは、ライトライン沿線のまちづくりについて提言しようと、企業や関係団体でつくる「とちぎ圏央まちづくり協議会」が開いたものです。会員などおよそ140人が参加しました。

ライトラインはJR宇都宮駅西側への延伸が計画され、世界遺産がある日光への中継地である宇都宮市周辺は、インバウンドなど観光客の増加が期待されています。そのため協議会では、日光と関係が深い徳川時代に焦点を当てた物語をキーワードに、地域連携による活性化に取り組むことにしました。

シンポジウムは、そのキックオフで、この中の講演で宇都宮短期大学の江田郁夫教授が「日光は徳川家康以前から武家政権と、密接なつながりがあった」と指摘したうえで「宇都宮大明神すなわち宇都宮二荒山神社は、家康や豊臣秀吉など天下取りを目指す武将の聖地だった」としました。

その後、行われたパネルディスカッションでは、宇都宮市や壬生町の職員らが意見を交わしました。パネリストからは「歴史街道を軸にして地域や自治体が連携し交流人口を呼び込むことが重要になる」などの意見が出されました。