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宇都宮ブレックス 3年ぶりファイナル進出

バスケットボールBリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ・セミファイナルの第3戦が20日行われ宇都宮ブレックスは、ライバルの千葉に勝利し2022年以来3シーズンぶり4回目のファイナル進出を決めました。

昨シーズン、千葉とのチャンピオンシップ・クオーターファイナルでは第3戦までもつれ込み、惜しくも敗れたブレックス。

去年と同様に互いに譲らず1勝1敗で迎えた運命の第3戦。

勝てばチャンピオンシップ・ファイナルへと進むプライドをかけた一戦です。

ロースコアの展開となった第1クオーター、エドワーズやニュービルなどが連続得点を挙げるも、2点を追う展開に。

第2クオーターは、ジェレットが速攻からダンクシュートを沈めるとブレックスに大きな流れが来ます。

連続のスリーポイントシュートなどで千葉を突き放すと若手の高島がさらに追い打ちをかけます。

第2クオーターだけで一挙30得点を挙げ前半を43対31と12点リードで折り返します。

後半もブレックスはディフェンスの集中を切らさず、12点リードで迎えた、第4クオーター。

千葉の猛攻から点差を1桁台まで詰め寄られるも、ここで比江島がエースとしての意地を見せます。
 
亡きケビン・ブラスウェルヘッドコーチの思いを胸に、全員で最後まで戦い抜いたブレックス。

82対71で勝利し、3シーズンぶりにファイナル進出を決めました。

レギュラーシーズン、リーグ最高勝率のブレックスが目指す、史上初の完全優勝へ。

チャンピオンシップ・ファイナルは5月24日から横浜アリーナで行われ、前回ブレックスが優勝したときに戦った琉球と再び激突します。
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