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史跡足利学校に今年もカルガモのひなが誕生 小さな体で水かき 訪れた人の心癒やす

足利市の史跡足利学校では、今年もカルガモのひなが生まれ、そのかわいらしい姿で訪れた人たちを癒やしています。

足利市昌平町にある国指定史跡足利学校です。

学校の外堀では、カルガモのひな4羽が、親ガモのあとに続いて小さな体で水をかいたりもぐったりしていて、ほほえましい光景を見ることができます。

足利学校によりますと、5月25日に市の観光協会の職員が、国道に面した東側の外堀で親ガモと1羽のひなを発見しました。その後2、3日で姿が見えなくなりましたが、6月に入って5羽のひなを確認したということです。

5日は4羽しか確認できませんでしたが、親ガモから離れて石の上で飛び跳ねたり、草をついばんだりして、訪れた人はその愛くるしいを写真に収めていました。

市内から訪れた人は「1日に朝・昼・夕方と3回来ていて、500枚くらい撮影しています。体がとても小さいところにかわいらしいです」と笑顔を見せました。

足利学校によりますと、カルガモの親子は毎年5月、6月ごろ姿を現し、引っ越すまで1カ月ほどは姿を楽しめるということです。

史跡足利学校事務所の齋藤和行所長は「野生動物なので、姿を見られる時も見られない時もある。もし見ることができたら、優しく見守っていただければ」と話していました。
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