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保釈中に無免許運転か 危険運転の男追起訴

2023年2月、宇都宮市の国道で時速160キロを超える速度で乗用車を運転してオートバイに追突し、当時63歳だった男性を死亡させたとして危険運転致死の罪で起訴された被告が無免許運転の罪で起訴されていたことが関係者への取材で分かりました。

2023年2月14日の夜、宇都宮市下栗町の新4号国道でオートバイに乗っていた佐々木一匡さんが、法定速度を100キロ上回る時速160キロ以上で走行したとみられる乗用車に追突されて死亡しました。

宇都宮地方検察庁はこの車を運転していた、石田颯汰被告(22)を過失運転致死の罪で起訴していましたが、制御困難な高速度だったとして去年10月、より刑の重い危険運転致死の罪に起訴内容を変更しました。

その後、石田被告は保釈されていましたが、ことし5月9日に宇都宮市内で運転免許が停止されていたにも関わらずオートバイを運転したとして、道路交通法違反の罪で起訴されていることが関係者への取材で分かりました。

亡くなった佐々木さんの妻の多恵子さんは、とちぎテレビの取材に対し「被告は反省していると思っていたが、これまで謝罪はなくさらに裏切られた気持ちで残念でならない」と話しています。
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