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【自民党総裁選】5人の候補が共同記者会見 物価高対策や経済対策語る 県内は船田氏ら茂木氏支持

自民党は23日、総裁選挙の5人の候補者による共同記者会見を党本部で開きました。いずれも物価高を踏まえ首相に就任した場合には速やかに経済対策を策定する考えを表明しました。

派閥裏金事件に関係した議員の要職起用について小林元大臣、林官房長官、それに高市前大臣は「適材適所」を強調し、茂木前幹事長は「一度失敗したから二度と駄目という形ではない」と主張しました。小泉大臣は「地方組織や地元の有権者から新任を得ていることが大前提だ」と留保をつけました。

また、財政政策について高市前大臣は積極的な成長戦略のためには赤字国債の増発もやむを得ないと言及しましたが、茂木前幹事長など他の4人は慎重な姿勢を示しました。

県内選出の自民の国会議員は今回、茂木前幹事長の陣営の最高顧問に船田元衆議院議員が就いたほか、上野通子、高橋克法の両参議院議員が推薦人になっています。また、簗和生衆議院議員、五十嵐清衆議院議員も茂木陣営の会合に出席するなど茂木氏を支持する方針です。