昭和のバス 廃車から一転活用へ!栃木県内最古参「関東自動車6号車」【特集】
県民の足として親しまれている栃木県最大のバス会社、関東自動車で昭和の時代に誕生した最古参バスが、動かせるまま活用されることになりました。飯島誠キャスターのリポートです。
(飯島キャスターリポート)「こちらが保存が決まった、通称『6号車』です。ナンバープレートが6番なので『6号車』です。座ってみると…年季が入っているので椅子はベコベコしています」
『6号車』は昭和63年(1988年)製造。58人乗りの中型バスです。定期路線バスからは引退しましたが、イベント・貸切用として現在も現役。側面に描かれているマークは「キメラの翼」と呼ばれ、会社創業の昭和2年から採用されているもの。『6号車』にはなんと手書きで描かれていました。
『6号車』は老朽化から去年10月廃車が決定。しかし去年11月に宇都宮市内で開かれたバスフェスタで、別れを惜しむ人がとても多かったことに対し、関東自動車の吉田元社長が、経営会議で社長一存で残すことを決めたのです。
外観・カラーリングに見覚えがある人も多いと思います。赤の三本線が入って『三筋(みすじ)』と言います。バスガイドさんがお客さんに披露する「関東バスの歌」の歌詞にも入っています。
(関東自動車元バスガイド 三橋純子さん)「バスガイドで伝承している歌です。テンポがいいので、旅行を楽しんでもらいたいと思ってお客様の前で歌っています。関東バスはやっぱり『三筋』ですね」
『三筋』は、その後誕生した白地のバス、最新EVバスの新デザインにも採用されています。
関東自動車では現役で最も古い『6号車』。38年間働き続けたバスの整備を担当した越井健太郎さんに聞きました。
(関東自動車整備 整備部 越井健太郎部長代理)「走行距離は101万2000キロ。メーターはひと回りしていてふた回り目です。地球の赤道25周分です。」
「整備記録を見ると、板金の記録がないので事故はなかったですね」
「エンジンは構造がシンプルな分、壊れることもなく走ると意外に絶好調です」
エンジンを見ていると「日本のモノづくりの素晴らしさ」が伝わってきました。実際に運転していた大橋利雄さんにも聞きました。
(10年間『6号車』を運転した大橋利雄さん)「県外から来た人から『このバスは何ですか?ずいぶん古いですね』と聞かれます。ずっとこのまま残してほしいです」
『6号車』が令和の今、大切に守られることになった意義を、関東自動車の吉田社長はこう話します。
(関東自動車 吉田元社長)「路線バスのデザインは、地域の人たちに慣れ親しんだ『地域のアイコン』と思っています。会社は来年5月に創業100年になるのですが、『6号車』が30数年地域の足を支えてくれた長年の蓄積を、バスを通じて感じることができるかなと思っています」
(飯島キャスターリポート)「こちらが保存が決まった、通称『6号車』です。ナンバープレートが6番なので『6号車』です。座ってみると…年季が入っているので椅子はベコベコしています」
『6号車』は昭和63年(1988年)製造。58人乗りの中型バスです。定期路線バスからは引退しましたが、イベント・貸切用として現在も現役。側面に描かれているマークは「キメラの翼」と呼ばれ、会社創業の昭和2年から採用されているもの。『6号車』にはなんと手書きで描かれていました。
『6号車』は老朽化から去年10月廃車が決定。しかし去年11月に宇都宮市内で開かれたバスフェスタで、別れを惜しむ人がとても多かったことに対し、関東自動車の吉田元社長が、経営会議で社長一存で残すことを決めたのです。
外観・カラーリングに見覚えがある人も多いと思います。赤の三本線が入って『三筋(みすじ)』と言います。バスガイドさんがお客さんに披露する「関東バスの歌」の歌詞にも入っています。
(関東自動車元バスガイド 三橋純子さん)「バスガイドで伝承している歌です。テンポがいいので、旅行を楽しんでもらいたいと思ってお客様の前で歌っています。関東バスはやっぱり『三筋』ですね」
『三筋』は、その後誕生した白地のバス、最新EVバスの新デザインにも採用されています。
関東自動車では現役で最も古い『6号車』。38年間働き続けたバスの整備を担当した越井健太郎さんに聞きました。
(関東自動車整備 整備部 越井健太郎部長代理)「走行距離は101万2000キロ。メーターはひと回りしていてふた回り目です。地球の赤道25周分です。」
「整備記録を見ると、板金の記録がないので事故はなかったですね」
「エンジンは構造がシンプルな分、壊れることもなく走ると意外に絶好調です」
エンジンを見ていると「日本のモノづくりの素晴らしさ」が伝わってきました。実際に運転していた大橋利雄さんにも聞きました。
(10年間『6号車』を運転した大橋利雄さん)「県外から来た人から『このバスは何ですか?ずいぶん古いですね』と聞かれます。ずっとこのまま残してほしいです」
『6号車』が令和の今、大切に守られることになった意義を、関東自動車の吉田社長はこう話します。
(関東自動車 吉田元社長)「路線バスのデザインは、地域の人たちに慣れ親しんだ『地域のアイコン』と思っています。会社は来年5月に創業100年になるのですが、『6号車』が30数年地域の足を支えてくれた長年の蓄積を、バスを通じて感じることができるかなと思っています」
