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とちテレ

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吉田愛梨 「日ごろから「今」起きていることに常に目を向け伝えていきたい。」


▲ニュースワイド21を担当
▲豪雨災害の現場からスマートフォンで中継
▲体重の維持が大変
▲高校バスケ中継リポーターを担当
▲無茶ぶり?された大感謝仮面
▲バラエティ番組へも挑戦
▲県内さまざまなスポットを紹介

今担当している仕事
午後9時からのニュースワイド21
その他、ロケやバラエティー番組など

今までで印象に残っている仕事

スマートフォンだけが頼りだった災害中継
 
 9月9日、ニュースワイド21の生放送後、大雨に関する特別番組の放送が決定。私はリポーターとして午前3時ごろには技術の職員と一緒に中継先の1つである鹿沼市へ。川からあふれた茶色く濁った水が、道路までもを川のように変えていました。各地が通行止めになっていて、本来待ち合わせをしていたはずのカメラマンや記者とも合流できず、技術の職員がカメラマンの役割も行い、2人でスマートフォン中継をしました。

 東日本大震災を山形の実家で一人で過ごした不安な時間を思い出しながら。外に出ることが避難につながる状況なのか...家にいることが安全なのか、...でもテレビが見られる状況であれば、この報道が多くの人の命を守ることにつながるかもしれない。報道に携わる人間としての使命を改めて認識しました。
 
 
やりがいを感じている点、苦労している点
食レポにやりがい!でも体重が...。
 
 いわゆる「食レポ」にやりがいを感じます。番組では、栃木は農畜産業が盛んで、おいしい食が沢山あるので、テレビをご覧の方に「私も食べたい!」と思っていただければありがたいと思っています。仕事でお店にお邪魔したり、家にお邪魔したりしながら、かなりの数の料理をいただいてきましたが、あまりの美味しさに顔がほころび、いくらでも食べられてしまうのです。そんなうれしい仕事をしながらも、視聴者の方から、「テレビでみて美味しそうだったから食べにいったよ」などと話をいただくと、ありがたく思います。

 反省はあっても、仕事は楽しく苦労がなかなかありませんが、強いて言えばこの食欲に対する体重の維持でしょうか。食べ物のロケで食べたいだけ食べると、すぐ体重が増えてしまいます。よく視聴者の方に「あんなに食べて太らないんですか。」と聞かれますが、太ったと思ったときは、県産野菜のスープなど、あっさりしたもので調整するようにしています。
 
 
こんな仕事もするの?と思った仕事
臨機応変に対応しながら、より視聴者にわかりやすく
 
 とちテレでは年2回、大感謝WEEKと称して視聴者への感謝を伝える企画をおこなっています。その時期はそれぞれの番組で特別企画を行ったりと、番組が非常に盛り上がる時期です。今年その告知のために、今年は初めてアナウンサーがキャンペーンキャラクターをつとめました。

 「女神のようなイメージで変身してもらいます。」と頼まれ行った撮影現場には、布きれ1枚のマント、そして大感謝と書かれた厚紙が両面テープで貼られた帽子と仮面が。テーマは女神から一転、「大感謝仮面」になったそうです。まさにそのとき思いました。こんな仕事もするの?でも嫌じゃなかったんです。
なんでしょう、仮面ってかっこいいイメージがあるからでしょうか。かっこいい仮面を目指して、仮面をかぶったときだけは声を意識的に低くしました。たまには自分らしくないことをしてみるのも面白いことです。ニュースキャスター、たまに仮面?臨機応変に対応しながら、より視聴者にわかりやすく伝えることができるアナウンサーを目指していきたいものです。
 
 

皆さんへ
 とちテレは若く色んな挑戦ができるパワーある放送局です。スタジオでニュースを読むことは勿論ですが、一人でペンとカメラを持って取材に行くこともあります。デスクから指示された取材が基本ですが、自分が普段から気になっていることなども取材出来るチャンスがあります。さらに掘り下げ、特集を作るアナウンサーもいます。ロケや取材から、栃木県各地の名産品や、イベント、地域の人々や魅力などを紹介していきます。「私はこう表現したい!」というアイデアや熱意があれば、先輩や上司が力になってくれます。