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それ悪質商法かも? 若者を被害から守る「特別電話相談」 一人で悩まず相談を

生活環境や交友関係が大きく変化する入学や就職のシーズンを前に、悪質商法による若者の被害を防ごうと、県は14日から「特別電話相談」を始めました。

県は1月から3月までを若者を悪質商法から守るキャンペーン期間として、関東甲信越の1都9県などと共同で、啓発活動に取り組んでいます。

このキャンペーンの一環として県は14日から、被害防止のための「特別電話相談」を始めました。

電話相談には県の消費生活相談員が対応し、悪質な商法と思われる事例にはその対処の仕方や警察へ届け出るなどのアドバイスを行います。

2024年度の上半期(4月〜9月)に、県内の消費生活センターに寄せられた相談は8,300件余りで、前の年の同じ時期より2.0%減少しています。

年代別で見ますと、20代以下の若者からの相談は全体の1割に満たないものの、オンラインゲームの課金や内職や副業に関する相談が、他の年代より多くなっているということです。

また若者の中には被害にあっても、自分に落ち度があると感じて相談せずに終わってしまう人も多いということで、県では、一人で悩まずに消費生活センターに相談するよう呼びかけています。

特別電話相談は1月17日まで行っているほか、この期間以外でも県や市町の相談窓口につながる「消費者ホットライン」、電話番号は188(いやや)番で相談を受け付けています。
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