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家カレーのコスト高騰 8カ月連続で最高値更新 栃木県民は

1月22日は、全国で一斉に、学校給食にカレーを提供しようと呼び掛けられたことに由来する「カレーの日」です。
子どもから大人まで多くの人に愛されるカレーライスですが、いま、物価高騰の影響が直撃しています。

現在キャベツなど野菜の高騰が続き、家計を圧迫しています。
家庭料理の定番メニュー「カレーライス」にかかる食材も物価高騰の影響を受けています。

民間の調査会社、帝国データバンクでは、生鮮食品の値上げなどから食卓への影響度を推し量る「カレーライス物価指数」を独自に算出しています。
これは、カレーライスの調理に必要な原材料や光熱費などをもとに、1食あたりのトータルコストを示すものです。

2024年11月現在の最新の分析では、1食あたり377円となっていて去年の同じ時期と比べて61円、率にして2割も増加しています。
これにより、8カ月連続で最高値を更新する結果となりました。

具材の輸入牛肉が円安の影響で価格の上昇が続いたことに加え、ごはんは149円と57円も増加していて、2024年のコメ不足、いわゆる「令和の米騒動」が影響したとみられ、コストを大きく押し上げる要因となりました。

そのほか、カレールーなどは価格の変動はなかったものの、水道光熱費は水面下で上昇傾向が続いています。

この冬は水道光熱費が過去10年間で初めて1食あたり5円台に突入する可能性があり、食卓の主役からも、まさに世知辛い状況が見て取れます。

県民からは「子どもがカレーが食べたいと言うので買いに行ったが、何でも高くなっていて、安い時に狙って買いに行くことが多くなった」と物価高騰を嘆く声が聞かれました。
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