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中小企業3団体賀詞交歓会 長引く物価高や人手不足など 連携し対応を

県内の中小企業で組織される団体の新年の賀詞交歓会が22日、宇都宮市内で開かれました。

賀詞交歓会を行ったのは、県内の中小企業の事業共同組合などで構成する栃木県中小企業団体中央会をはじめとする3つの団体です。会員企業の代表者や経済団体の関係者などが出席しました。

挨拶に立った栃木県中小企業団体中央会の横倉正一会長は、アメリカでトランプ政権がスタートしたことに触れ経済の変化や物価高が続く中、連携を呼び掛けました。

「地方の肌感覚としてはむしろ不安定、不透明感が高まっており、大きな要因は長引く物価高。そのほか、脱炭素の対応や後継者問題など取り組む課題は山積しているが、それらを解決する上で有効な手段となるのが組織が持つ連携力だと思う」

また、来賓として出席した福田富一知事は、若者と企業をマッチングさせる事業などに取り組むと挨拶しました。

「若者の活動を応援する『若者応援企業バンク』を作って、活動内容に合致した企業や思いを持った企業をマッチングするなどして、女性活躍も含めしっかり取り組んで行く」

県は、新年度、中小企業の賃上げを後押しするため、物価高の影響を価格に転嫁しやすい環境を作る事業などを実施する方針です。
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