栃木県新年度予算発表 注目の事業は… 人口減少対策 DX化 「文化と知」の創造拠点整備など
栃木県の新年度の主な事業を見ていきます。
新年度は全国的に課題となっている人口減少問題を克服するため、官民一体で解決策を協議する「県人口未来会議」を設置します。
(福田富一知事)
「県人口未来会議を年度初めに設置し、8月までに意見を集約し、次期プランに反映させる大きな事業になる。具体的な数字の成果を見込めるよう取り組みたい」
また、とちぎ結婚支援センターの活動を東京圏に広げ、移住を希望する東京圏の女性と県内の男性との婚活イベントの開催など、移住施策と連携した結婚支援事業費として4,000万円。子育て支援プロジェクトを進める事業には10億5,000万円を計上し、このうち第2子の保育料免除には9億円余りが盛り込まれています。
デジタル技術の活用では、市や町の窓口を「書かない・待たない・回らない・行かない」の「4ない窓口」の実現へ取り組みを支援します。指定難病や小児慢性特定疾病の医療費助成の手続きに1億2,000万円余りをかけて電子申請システムを導入しますが、こうした取り組みにより、年間で約21万時間、職員でいうと112人分、5億3,000万円余りの業務を削減できる計算になるということです。
一方、2つの特別支援学校の寄宿舎を閉鎖する方針を受けて、その跡地に食堂棟を整備するための設計などを行います。
また、県の美術館と図書館、文書館を一体的に整備する「文化と知」の創造拠点整備事業では9,000万円を計上し、施設の建設や運営などへの民間活用を検討する「PFIアドバイザリー業務」や周辺の交通需要の調査を行うとしています。
(福田富一知事)
「現在実施中のPFI等導入可能性調査の検討状況を踏まえ、効果が高いと見込まれるPFIの導入を前提に予算を計上した。事業費については来年度、管理・運営計画の具体化を進めたうえで算定する」
紅葉時期の交通渋滞が問題となっている日光市の「いろは坂」に、新たな公共交通の導入を検討するための調査費用に2,000万円を計上したほか、給食費の無償化について新年度は市長や町長レベルで県内統一のベースラインを議論する方針を示しました。
福田知事によりますと、新年度予算案の編成によって、去年の知事選挙で掲げた公約の69の新規事業のうち「英語教育の強化」や「スマート農業の推進」など60の事業について、すでに実施、もしくは着手できたということです。
新年度は全国的に課題となっている人口減少問題を克服するため、官民一体で解決策を協議する「県人口未来会議」を設置します。
(福田富一知事)
「県人口未来会議を年度初めに設置し、8月までに意見を集約し、次期プランに反映させる大きな事業になる。具体的な数字の成果を見込めるよう取り組みたい」
また、とちぎ結婚支援センターの活動を東京圏に広げ、移住を希望する東京圏の女性と県内の男性との婚活イベントの開催など、移住施策と連携した結婚支援事業費として4,000万円。子育て支援プロジェクトを進める事業には10億5,000万円を計上し、このうち第2子の保育料免除には9億円余りが盛り込まれています。
デジタル技術の活用では、市や町の窓口を「書かない・待たない・回らない・行かない」の「4ない窓口」の実現へ取り組みを支援します。指定難病や小児慢性特定疾病の医療費助成の手続きに1億2,000万円余りをかけて電子申請システムを導入しますが、こうした取り組みにより、年間で約21万時間、職員でいうと112人分、5億3,000万円余りの業務を削減できる計算になるということです。
一方、2つの特別支援学校の寄宿舎を閉鎖する方針を受けて、その跡地に食堂棟を整備するための設計などを行います。
また、県の美術館と図書館、文書館を一体的に整備する「文化と知」の創造拠点整備事業では9,000万円を計上し、施設の建設や運営などへの民間活用を検討する「PFIアドバイザリー業務」や周辺の交通需要の調査を行うとしています。
(福田富一知事)
「現在実施中のPFI等導入可能性調査の検討状況を踏まえ、効果が高いと見込まれるPFIの導入を前提に予算を計上した。事業費については来年度、管理・運営計画の具体化を進めたうえで算定する」
紅葉時期の交通渋滞が問題となっている日光市の「いろは坂」に、新たな公共交通の導入を検討するための調査費用に2,000万円を計上したほか、給食費の無償化について新年度は市長や町長レベルで県内統一のベースラインを議論する方針を示しました。
福田知事によりますと、新年度予算案の編成によって、去年の知事選挙で掲げた公約の69の新規事業のうち「英語教育の強化」や「スマート農業の推進」など60の事業について、すでに実施、もしくは着手できたということです。
