【夏の高校野球特集】秋春の県大会優勝・佐野日大 打撃を武器に3冠目指す
夏の高校野球栃木大会は10日に開幕します。先週から今大会の注目校を紹介していますが、最終回は、秋と春の県大会を優勝した佐野日大です。
佐野日大の野球部は1964年の学校創立と同じ年に創部され、夏の甲子園に6回出場する名門校です。去年の秋の県大会で優勝。今年、春の県大会の決勝では作新学院に逆転勝ちを収め、県大会では負けなしの10連勝を誇っています。
今年、62人の部員で15年ぶり7回目の甲子園出場の切符を狙います。
強みは爆発力のある打線。チームをまとめる櫻井剛志主将(宮城県出身)は、春の関東大会で千葉の強豪・習志野戦でホームランを放つなど、打撃でもチームを引っ張ってきました。
(櫻井剛志主将)
「自分の強みは、低いライナーで間を抜いて、しっかり打てればホームランも打てるところ。秋と春の大会ではあまり出せなかったが、最後の夏、力を出せるように準備をしている。チームとしては秋・春の大会を通して見えた守備面での課題もつぶせてきている」
チームの指揮を取るのは、野球部のOBで元阪神タイガースの麦倉洋一監督です。
(麦倉洋一監督)
「関東大会では力の差が歴然としていた。夏の県大会では、力強い野球を目指して厳しくやっている」
麦倉監督は「守備のミスでの失点」をチームの課題とした上で、掲げてきたのは一球へのこだわりです。この日の練習でも、送球でミスをせずボールをしっかりつなぐ練習に時間をかけていました。その重要性を選手たちも感じているようで、練習に余念がありません。
(麦倉洋一監督)
「佐野日大は打って勝ってきたイメージだと思うが、失点を少なくし、1点でも多くとって勝つのが、佐野日大の野球。守りを選手たちにこだわってもらえれば、もっと勢いのあるチームになる」
そして、麦倉監督が「責任重大なチームの核」と評価する選手は、高根沢町出身・井上遥翔選手です。冬のトレーニングで体重を増やし、スイングのスピードが速くなったと話す井上選手は、春の県大会では10安打7打点の活躍をみせました。
(井上遥翔選手)
「チームの起点になれるようなバッティングを心がけている。春は打点・打率でもいい結果が残せたので、偽物と言われないように、夏もいい結果を残したい」
秋と春に加えて夏の3冠に注目が集まりますが、選手たちは「夏は挑戦者だ」と口を揃えます。
チームのスローガンは「自覚と責任」。チーム全員がそれぞれの役割を考えながら、一丸となって頂点を目指します。
15年ぶり7回目の甲子園出場を目指す佐野日大の初戦は、7月16日に、栃木商業と佐野の勝者と清原球場で行われます。
佐野日大の野球部は1964年の学校創立と同じ年に創部され、夏の甲子園に6回出場する名門校です。去年の秋の県大会で優勝。今年、春の県大会の決勝では作新学院に逆転勝ちを収め、県大会では負けなしの10連勝を誇っています。
今年、62人の部員で15年ぶり7回目の甲子園出場の切符を狙います。
強みは爆発力のある打線。チームをまとめる櫻井剛志主将(宮城県出身)は、春の関東大会で千葉の強豪・習志野戦でホームランを放つなど、打撃でもチームを引っ張ってきました。
(櫻井剛志主将)
「自分の強みは、低いライナーで間を抜いて、しっかり打てればホームランも打てるところ。秋と春の大会ではあまり出せなかったが、最後の夏、力を出せるように準備をしている。チームとしては秋・春の大会を通して見えた守備面での課題もつぶせてきている」
チームの指揮を取るのは、野球部のOBで元阪神タイガースの麦倉洋一監督です。
(麦倉洋一監督)
「関東大会では力の差が歴然としていた。夏の県大会では、力強い野球を目指して厳しくやっている」
麦倉監督は「守備のミスでの失点」をチームの課題とした上で、掲げてきたのは一球へのこだわりです。この日の練習でも、送球でミスをせずボールをしっかりつなぐ練習に時間をかけていました。その重要性を選手たちも感じているようで、練習に余念がありません。
(麦倉洋一監督)
「佐野日大は打って勝ってきたイメージだと思うが、失点を少なくし、1点でも多くとって勝つのが、佐野日大の野球。守りを選手たちにこだわってもらえれば、もっと勢いのあるチームになる」
そして、麦倉監督が「責任重大なチームの核」と評価する選手は、高根沢町出身・井上遥翔選手です。冬のトレーニングで体重を増やし、スイングのスピードが速くなったと話す井上選手は、春の県大会では10安打7打点の活躍をみせました。
(井上遥翔選手)
「チームの起点になれるようなバッティングを心がけている。春は打点・打率でもいい結果が残せたので、偽物と言われないように、夏もいい結果を残したい」
秋と春に加えて夏の3冠に注目が集まりますが、選手たちは「夏は挑戦者だ」と口を揃えます。
チームのスローガンは「自覚と責任」。チーム全員がそれぞれの役割を考えながら、一丸となって頂点を目指します。
15年ぶり7回目の甲子園出場を目指す佐野日大の初戦は、7月16日に、栃木商業と佐野の勝者と清原球場で行われます。