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真岡市長選挙 中村氏正式表明 佐々木氏意向表明

任期満了に伴い、4月に投開票が行われる真岡市長選挙に、市議会議員の中村和彦氏が無所属で立候補することを7日正式に表明しました。また同じく市議会議員の佐々木重信氏が無所属で出馬の意向を固めていて選挙戦になる見通しです。

中村和彦氏は51歳。明治大学を卒業後に地元のケーブルテレビ局勤務を経て2003年の真岡市議会議員選挙で初当選し、議長も務めました。現在6期目です。中村氏は出馬の動機について「人口減少が進む中次世代を担う若者や子どもたちのための政策をスピード感を持って進めたい」と述べました。そのうえで、「人そだて」をキーワードに子育て世代への支援や産業の活性化など7つの項目を柱に45の公約を掲げています。今期限りでの引退を表明した石坂真一市長の2期8年については高校生の医療費無料化やコロナ対応など矢継ぎ早に政策を打ち出したと評価した一方、子育てには踏み込んだ政策が必要と独自策も意欲を示します。特定の政党への推薦は求めず無所属で立候補するとしながらも自民党系の石坂市長の後援組織にも支持を呼び掛ける方針です。

一方、佐々木重信氏85歳は宇都宮大学を卒業し、市内で社会福祉法人の理事長を務めています。過去、県議会議員に3回当選し、真岡市議会議員は5期目です。真岡市長選挙にはこれまで3度出馬していて2021年の前回の選挙では、石坂市長に1247票差で敗れました。佐々木氏はとちぎテレビの取材に対し「真岡市の予算は建物より人や教育に投資すべき。「中学生以下の子どもやお年寄りに手厚く支援を行い市民が活力を取り戻す環境作りをしたい」と話し2月下旬以降に正式に立候補を表明する意向です。

これまでに、真岡市長選挙に立候補する意向を示しているのは中村氏と佐々木氏の2人で選挙戦となる見通しです。真岡市長選挙は4月20日に告示され27日に投開票されます。
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