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歴史あるひな人形ずらり 早春の風物詩「氏家雛めぐり」 3月3日まで開催

3月3日のひなまつりを前に、さくら市では、商店や公共施設などに雛人形を飾り街中を巡ってもらう恒例の催しが行われています。

JR氏家駅前のテラスにある巨大なひな飾りです。下の段の幅が6メートル高さが3メートルある台には、華やかで繊細な装飾の衣装をまとったひな人形がずらりと並んでいます。

かつて奥州街道沿いの宿場町として栄えた氏家地区には多くの商家があり、蔵などで保管されていたひな人形が数多く残されています。

この「氏家雛めぐり」はそうした歴史あるひな人形を活用して観光客を呼び込もうと毎年開かれているもので、今回で22回目を迎えました。

街中を中心に商店や公共施設、個人の家などあわせて53ヵ所に個性豊かなひな人形が飾られています。食料品店「宝高屋」では、明治時代の終わり頃に作られたひな人形が優しい表情で訪れた人を出迎えています。

イベントには毎年県内外から多くの観光客が訪れていて、主催する実行委員会では、この文化を続けていくため多くの場所でひな人形を飾ってもらえるよう呼び掛けているということです。

氏家雛めぐりは3月3日のひな祭りまで開催されます。
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