那須烏山市が126億円の予算案発表 合併以降2番目の規模に 市街地再生や子育て支援 学びの向上など
那須烏山市の川俣純子市長は10日、一般会計で126億円余りにのぼる新年度の当初予算案を発表しました。
那須烏山市の新年度の当初予算案は、前の年度と比べて4億円、率にして3.3%増の126億7千万円です。4年連続の増加で平成の大合併以降、2番目の規模になりました。収入の柱となる「市税」は、6千100万円余り増加の32億4千300万円を計上した一方、支出では「総務費」がおよそ2割増え16億9千400万円などとなっています。
主な新規の事業を見てみますと清水川せせらぎ公園の岩場の撤去や東屋の整備などに8千100万円あまり、市道にある320の街灯をLEDに改修する事業に7千700万円を計上します。
暮らしやすい都市の再生戦略としてJR烏山駅を中心とした市街地再生に向けた基本構想の検討や用地の調査業務などで、4千900万円あまりを盛り込みます。
子どもたちの学びの支援では、テストの答案用紙をパソコンに取り込んで採点するデジタル採点システムや、児童や生徒がタブレットでメンタルチェックできる「こころの健康観察システム」の導入などに1億3千800万円を盛り込みます。
また、学校に来ても教室に入ることが難しい生徒を支援するため校内に「教育支援センター」を設置する費用に400万円余りをあてます。
2019年の東日本台風の被害を受けて、進めている防災集団移転事業に向けて、下境地区の移転先の用地の測量と、宮原地区の移転先の用地の買収に3千100万円あまりを盛り込みます。
一方、財政健全化の取り組みですが、川俣市長の就任時の一般会計の市債残高は132億1967万円でしたが、令和7年度末見込は75億4628万円にまで減少します。同じく一般会計の基金は63億7158万円から96億6066万円に増加する見込みです。
川俣市長は「職員や市民のおかげで積み上がってきた。コロナ禍もありいろんな事業がストップしたのもある。新しい市役所をということで市が一丸となっての市債の削減であり、基金の積み上げだと思っている」と話しています。
那須烏山市の新年度の当初予算案は、前の年度と比べて4億円、率にして3.3%増の126億7千万円です。4年連続の増加で平成の大合併以降、2番目の規模になりました。収入の柱となる「市税」は、6千100万円余り増加の32億4千300万円を計上した一方、支出では「総務費」がおよそ2割増え16億9千400万円などとなっています。
主な新規の事業を見てみますと清水川せせらぎ公園の岩場の撤去や東屋の整備などに8千100万円あまり、市道にある320の街灯をLEDに改修する事業に7千700万円を計上します。
暮らしやすい都市の再生戦略としてJR烏山駅を中心とした市街地再生に向けた基本構想の検討や用地の調査業務などで、4千900万円あまりを盛り込みます。
子どもたちの学びの支援では、テストの答案用紙をパソコンに取り込んで採点するデジタル採点システムや、児童や生徒がタブレットでメンタルチェックできる「こころの健康観察システム」の導入などに1億3千800万円を盛り込みます。
また、学校に来ても教室に入ることが難しい生徒を支援するため校内に「教育支援センター」を設置する費用に400万円余りをあてます。
2019年の東日本台風の被害を受けて、進めている防災集団移転事業に向けて、下境地区の移転先の用地の測量と、宮原地区の移転先の用地の買収に3千100万円あまりを盛り込みます。
一方、財政健全化の取り組みですが、川俣市長の就任時の一般会計の市債残高は132億1967万円でしたが、令和7年度末見込は75億4628万円にまで減少します。同じく一般会計の基金は63億7158万円から96億6066万円に増加する見込みです。
川俣市長は「職員や市民のおかげで積み上がってきた。コロナ禍もありいろんな事業がストップしたのもある。新しい市役所をということで市が一丸となっての市債の削減であり、基金の積み上げだと思っている」と話しています。
