下野市がPFAS検出受け、栃木県に5項目の緊急要望
下野市の一部の区域の水道水などから、国が定める暫定目標値を超える有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたことを受けて、坂村哲也市長は12日、栃木県庁を訪れ、福田富一知事に地下水汚染の対策などの緊急要望をしました。
下野市の坂村哲也市長は、国が定める暫定目標値を超える「PFAS」が、下野市内で検出されたことから12日、栃木県庁を訪れ福田富一知事に緊急の要望書を手渡しました。
要望書では、地下水汚染の原因の特定と対策の実施、それに水道水に関する対策への財政支援などの5項目を要望しています。坂村市長は「健康及び環境に関する評価などの知見が必要となるので、緊急要望をさせていただいた」と説明しました。
地下水汚染の原因の特定と対策の実施では、早急に発生源を特定するとともに、対策の方針の提示を求めています。水道水に関する対策の財政支援では、下野市が行っている市民が購入する浄水器への補助や、臨時給水所設置に要する経費、新たな浄化施設などの整備にかかる財政の支援を要望しています。
これに対し福田知事は、住民説明会の開催など市民の不安解消に速やかに対応したことを感謝したうえで、水道水の対策の経費について、「国の既存の補助制度など下野市の財政負担が軽減できるよう、補助制度の活用を国に働き掛けたい」と答えました。地下水に関する対応では、宇都宮市とも情報共有を図り、周辺の地下水質の調査を実施し、併せて排出源の特定にも努めるとしました。
下野市の坂村哲也市長は、国が定める暫定目標値を超える「PFAS」が、下野市内で検出されたことから12日、栃木県庁を訪れ福田富一知事に緊急の要望書を手渡しました。
要望書では、地下水汚染の原因の特定と対策の実施、それに水道水に関する対策への財政支援などの5項目を要望しています。坂村市長は「健康及び環境に関する評価などの知見が必要となるので、緊急要望をさせていただいた」と説明しました。
地下水汚染の原因の特定と対策の実施では、早急に発生源を特定するとともに、対策の方針の提示を求めています。水道水に関する対策の財政支援では、下野市が行っている市民が購入する浄水器への補助や、臨時給水所設置に要する経費、新たな浄化施設などの整備にかかる財政の支援を要望しています。
これに対し福田知事は、住民説明会の開催など市民の不安解消に速やかに対応したことを感謝したうえで、水道水の対策の経費について、「国の既存の補助制度など下野市の財政負担が軽減できるよう、補助制度の活用を国に働き掛けたい」と答えました。地下水に関する対応では、宇都宮市とも情報共有を図り、周辺の地下水質の調査を実施し、併せて排出源の特定にも努めるとしました。
