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栃木県の女性活躍推進フェローに藤井佐知子氏を委嘱

福田富一栃木県知事は13日の定例会見で、ジェンダー平等などに向けた施策の助言を行う「女性活躍推進フェロー」を、前の宇都宮大学副学長の藤井佐知子氏に委嘱すると発表しました。

「女性活躍推進フェロー」は、栃木県における女性活躍推進に向けた取り組みを加速させるため、国内外で活躍する女性を起用し、女性活躍や子育て支援などに具体的な意見をもらうのが目的です。

藤井佐知子氏は、去年3月に宇都宮大学の副学長を退任し、現在は宇都宮大学の名誉教授です。2023年には男女共同参画社会づくりの功労者として、内閣総理大臣表彰を受賞、また、県男女共同参画審議会の会長を務めるなど、栃木県の男女共同参画の推進に尽力しています。「次期プランの策定に関する助言」や「女性活躍関係の施策に対する助言」、それに「県の幹部職員向けセミナーの講師」などの活動をすることになっていて、来年度に委嘱式を行う予定です。

ほかにも会見では、埼玉県八潮市で発生した下水管の破損が原因とみられる道路陥没事故を受けて、福田知事は「自主的な緊急点検を行い、県が管理する下水管の異常がないことを確認した。定期点検に加え、必要に応じて緊急点検するなど、異常個所の早期発見と事故の未然防止に努める」と述べました。

また、県内で国が定める暫定目標値を超える有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたことについて、福田知事は河川の水や地下水の状況を確認することが一番とし、「今年度は河川12地点、井戸11地点で調査を行い、年度内に結果を公表する。来年度以降も調査していく」と説明しました。
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