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議会体験で理解深める 特別支援学校の生徒ら

議会の仕組みや役割について理解し関心を持ってもらおうと宇都宮市議会で13日、特別支援学校の生徒たちが議員や市長になりきり議会を体験しました。

この取り組みは宇都宮市議会が2016年から行っているもので今回は宇都宮大学附属特別支援学校の高等部の生徒24人が参加しました。生徒たちは実際の議会と同じ流れで議長や議員、市長などの執行部の役に分かれて質問や議案の採決を行いました。

今回は市長役の生徒がスポーツなどを気軽にできる場所を作るため公園の建設費用の予算化について提案しました。

続いて議員役の生徒4人が「食事ができるように机やいすを設置するとよいのでは」といったことや「広い面積の公園を作るには税金を多く使うことになり子育て支援などもっと優先すべき事業があるのではないか」などと質問しました。

それに対し副市長役や都市整備部長役の生徒たちが「本当に必要な設備だけを整備する計画にして費用を減らす努力をしました」などと答弁しました。

最後に採決が行われ賛成の議員が起立し議案は賛成多数で可決されました。

最後に生徒たちは宇都宮市議会の馬上剛議長へ議長の仕事について質問をするなど議会について理解を深めていました。
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