宇都宮市で下水道管の点検進む 埼玉県八潮市の道路陥没事故受け 自主点検
1月に埼玉県八潮市で発生した、下水道管の腐食が原因とみられる道路陥没事故を受け、栃木県や県内の自治体でも点検が行われています。このうち宇都宮市では17日、市内の複数個所で下水道管の点検が行われました。
県内には国が緊急点検の対象にした下水道管はありませんが、県は自主的に県が管理する下水道管に異常が無いか、道路を目視で確かめる緊急点検を行い、異常が無いことを確認しました。
一方、宇都宮市でも、内側の直径が2メートルを超える下水道管を対象に、2月10日から自主的に点検を始めています。
17日、星ヶ丘中学校の南側の道路では、カメラを付けた作業員がマンホールの中に入り、下水道管に腐食や破損が無いかを目視で確認しました。市では、180カ所ほどの点検を26日までに行う予定です。17日午後5時時点で、70カ所の点検が終わっていて、これまでに異常は報告されていないということです。
市の下水道管理課によりますと、去年までの5年間に下水道管の破損が原因の市道の陥没はおよそ50件確認されています。
(宇都宮市上下水道局 下水道管理課 石戸良幸主任)
「下水道の整備が始まって50年以上経っていて、老朽化しているところもあるため、点検や修繕を引き続き行っていく。市民の皆さんに安心していただけるよう、今後とも維持・管理に努めていきたい」
この現場付近の市道では14日、直径10センチ、深さ80センチほどの穴が見つかり、その日のうちに道路は修繕されました。地下を走る下水道管と、それぞれの住宅をつないで家庭の下水を流し込む陶器製の「取付管」が、地震や道路を走る車の振動などで破損したことが原因とみられるということです。
埼玉県八潮市の道路陥没事故のような、下水道管の「腐食」が原因ではなかったものの、今回の点検の対象となっていない直径15センチほどの下水道管だったということで、住民からは不安の声も上がっています。
(近隣の住民は)
「ニュースなどよく見ているので、非常に緊張感がありました。ここは多くの子どもたちが通るところだし、車の出し入れもするので不安。しっかり点検してほしいです」
県内には国が緊急点検の対象にした下水道管はありませんが、県は自主的に県が管理する下水道管に異常が無いか、道路を目視で確かめる緊急点検を行い、異常が無いことを確認しました。
一方、宇都宮市でも、内側の直径が2メートルを超える下水道管を対象に、2月10日から自主的に点検を始めています。
17日、星ヶ丘中学校の南側の道路では、カメラを付けた作業員がマンホールの中に入り、下水道管に腐食や破損が無いかを目視で確認しました。市では、180カ所ほどの点検を26日までに行う予定です。17日午後5時時点で、70カ所の点検が終わっていて、これまでに異常は報告されていないということです。
市の下水道管理課によりますと、去年までの5年間に下水道管の破損が原因の市道の陥没はおよそ50件確認されています。
(宇都宮市上下水道局 下水道管理課 石戸良幸主任)
「下水道の整備が始まって50年以上経っていて、老朽化しているところもあるため、点検や修繕を引き続き行っていく。市民の皆さんに安心していただけるよう、今後とも維持・管理に努めていきたい」
この現場付近の市道では14日、直径10センチ、深さ80センチほどの穴が見つかり、その日のうちに道路は修繕されました。地下を走る下水道管と、それぞれの住宅をつないで家庭の下水を流し込む陶器製の「取付管」が、地震や道路を走る車の振動などで破損したことが原因とみられるということです。
埼玉県八潮市の道路陥没事故のような、下水道管の「腐食」が原因ではなかったものの、今回の点検の対象となっていない直径15センチほどの下水道管だったということで、住民からは不安の声も上がっています。
(近隣の住民は)
「ニュースなどよく見ているので、非常に緊張感がありました。ここは多くの子どもたちが通るところだし、車の出し入れもするので不安。しっかり点検してほしいです」
