足利市新クリーンセンターは3施設を建設 早川市長らが起工式
足利市が市内のごみを処理する焼却施設の老朽化に伴い、新しい施設に建て替える工事の起工式が17日、市内で行われ、関係者が工事の安全を祈りました。
足利市は1983年に野田町に建設した、市内で唯一の焼却施設南部クリーンセンターが、建設から40年以上を経過し老朽化していることから、隣接地に新しいクリーンセンターの整備に取り組んでいます。
17日の起工式には、足利市の早川尚秀市長をはじめ、市議や工事関係者らおよそ70人が出席し、工事の無事を祈願しました。
新しいクリーンセンターは3つの施設からなり、焼却施設となる「エネルギー回収型廃棄物処理施設」は、一日76トンのごみ焼却ができるストーカ式焼却炉を2基備えていて、1日152トンを処理できます。プラスチック製品などをリサイクルする「マテリアルリサイクル推進施設」は、プラスチック製品の再利用が可能で、足利市はこれまで燃えるごみとしていた容器包装プラスチックなどを、稼働に合わせ分別収集することにしています。
また、余熱体験や環境啓発の施設は、ごみ焼却の際の熱エネルギーを利用した入浴や温泉プールが備えられているほか、小学生の環境学習などにも利用できるように整備します。この施設では、災害時の一時避難場所としての役割も担うということです。
建設に当たっては、足利市が資金を出し、設計、建設、運営を民間会社に委託するDOB方式を採用していて、建設費はおよそ278億円で、20年間の運営費を含めた総事業費はおよそ503億円になります。
新しいクリーンセンターは3月に着工し、2028年4月の使用開始を目指しています。
足利市は1983年に野田町に建設した、市内で唯一の焼却施設南部クリーンセンターが、建設から40年以上を経過し老朽化していることから、隣接地に新しいクリーンセンターの整備に取り組んでいます。
17日の起工式には、足利市の早川尚秀市長をはじめ、市議や工事関係者らおよそ70人が出席し、工事の無事を祈願しました。
新しいクリーンセンターは3つの施設からなり、焼却施設となる「エネルギー回収型廃棄物処理施設」は、一日76トンのごみ焼却ができるストーカ式焼却炉を2基備えていて、1日152トンを処理できます。プラスチック製品などをリサイクルする「マテリアルリサイクル推進施設」は、プラスチック製品の再利用が可能で、足利市はこれまで燃えるごみとしていた容器包装プラスチックなどを、稼働に合わせ分別収集することにしています。
また、余熱体験や環境啓発の施設は、ごみ焼却の際の熱エネルギーを利用した入浴や温泉プールが備えられているほか、小学生の環境学習などにも利用できるように整備します。この施設では、災害時の一時避難場所としての役割も担うということです。
建設に当たっては、足利市が資金を出し、設計、建設、運営を民間会社に委託するDOB方式を採用していて、建設費はおよそ278億円で、20年間の運営費を含めた総事業費はおよそ503億円になります。
新しいクリーンセンターは3月に着工し、2028年4月の使用開始を目指しています。
