太陽光の余剰電力活用し“世界初”のEVバス実証実験へ 宇都宮市
カーボンニュートラルの実現に向けて地域に余っている電力を交通機関の運行などに活用する実証実験が、今週から宇都宮市内で始まります。実験で使用する電動の「EVバス」が18日、関係者にお披露目されました。
この取り組みは地域で発電された太陽光発電の余った電力を「EVバス」に有効活用して二酸化炭素の排出削減につなげようと、産学官が連携して行う世界初の試みです。
内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」にも採択され、早稲田大学や宇都宮大学の研究グループと宇都宮市、関東自動車の4者が合同で行います。
18日は、4者の代表者などが出席しEVバスのお披露目が行われました。実証実験では、今後3年かけて市内のすべての地域の電力需要や太陽光発電などの発電の状態を地理メッシュの1キロ単位で30分ごとに把握し、「地域」や「時間帯」別に二酸化炭素の排出を数値化することを目指します。
今回は、宇都宮市内に設定した3つのルートで実証実験用のEVバス1台を今月20日から2週間の予定で走らせ、消費電力量や充電池の残りの電力量をデータとして取得します。
その後、宇都宮大学陽東キャンパスなどに設置したEV充電器を用いてEV公用車やEVタクシーも活用した実験を行います。
得られたデータは社会実装に向けた課題の抽出や対策の立案などに役立てられるということです。
この取り組みは地域で発電された太陽光発電の余った電力を「EVバス」に有効活用して二酸化炭素の排出削減につなげようと、産学官が連携して行う世界初の試みです。
内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム」にも採択され、早稲田大学や宇都宮大学の研究グループと宇都宮市、関東自動車の4者が合同で行います。
18日は、4者の代表者などが出席しEVバスのお披露目が行われました。実証実験では、今後3年かけて市内のすべての地域の電力需要や太陽光発電などの発電の状態を地理メッシュの1キロ単位で30分ごとに把握し、「地域」や「時間帯」別に二酸化炭素の排出を数値化することを目指します。
今回は、宇都宮市内に設定した3つのルートで実証実験用のEVバス1台を今月20日から2週間の予定で走らせ、消費電力量や充電池の残りの電力量をデータとして取得します。
その後、宇都宮大学陽東キャンパスなどに設置したEV充電器を用いてEV公用車やEVタクシーも活用した実験を行います。
得られたデータは社会実装に向けた課題の抽出や対策の立案などに役立てられるということです。
