宇都宮美術の現在示す企画展 20代から90代まで豊かな114作品一堂に 4月6日まで宇都宮美術館
書や絵画、工芸など宇都宮市ゆかりの作家の作品を集めた企画展が、栃木県の宇都宮美術館で開かれています。
この「宇都宮美術の現在展」は地域とさまざまな関わりを持ちながら、制作を行っている作家たちが、何を考え、どう表現しようとしているのか感じてもらおうと開かれたものです。今回は2019年以来6回目の開催で、20代から90代までの114人の作家の作品を集めました。
会場に入ってすぐに目に入るのは「彫刻」と「立体」です。そのうち、ナカジマミノルさんの作品は透明な樹脂の中に風が舞う中、手を伸ばしあう男女の姿を表現。80歳のベテラン、福田順忠さんの「木の記憶(くり)」は樹齢を重ねたクリの木と自身の人生を交差させたような味わい深い作品です。
また別の会場では日本画と洋画、合わせて44点が展示されています。ひときわ目を引く、飯山太陽さんの「卵」はアクリルのマジックで身の回りの物や事象が細かく書き込まれ、まるで曼荼羅のような世界です。そのほか、美容師としても活動する「ん太郎さん」の生命力にあふれた陶芸や、親子で活躍する漆作家、宮原隆岳さん・楓翠さんの工芸、そして、書や写真など宇都宮のアートの潮流を楽しむことができます。
企画展「宇都宮美術の現在展」は4月6日まで宇都宮美術館で開かれています。
この「宇都宮美術の現在展」は地域とさまざまな関わりを持ちながら、制作を行っている作家たちが、何を考え、どう表現しようとしているのか感じてもらおうと開かれたものです。今回は2019年以来6回目の開催で、20代から90代までの114人の作家の作品を集めました。
会場に入ってすぐに目に入るのは「彫刻」と「立体」です。そのうち、ナカジマミノルさんの作品は透明な樹脂の中に風が舞う中、手を伸ばしあう男女の姿を表現。80歳のベテラン、福田順忠さんの「木の記憶(くり)」は樹齢を重ねたクリの木と自身の人生を交差させたような味わい深い作品です。
また別の会場では日本画と洋画、合わせて44点が展示されています。ひときわ目を引く、飯山太陽さんの「卵」はアクリルのマジックで身の回りの物や事象が細かく書き込まれ、まるで曼荼羅のような世界です。そのほか、美容師としても活動する「ん太郎さん」の生命力にあふれた陶芸や、親子で活躍する漆作家、宮原隆岳さん・楓翠さんの工芸、そして、書や写真など宇都宮のアートの潮流を楽しむことができます。
企画展「宇都宮美術の現在展」は4月6日まで宇都宮美術館で開かれています。
