県議会質問初日「文化と知」整備は400〜500億円と試算 県庁周辺県有地はオフィスビルなど候補に検討
栃木県議会の代表・一般質問が2月20日から始まり、県立美術館などを一体的に整備する「文化と知」の創造拠点の整備について、福田富一知事は400億円から500億円の事業費を見込んでいることなどを初めて明らかにしました。
登壇したのはとちぎ自民党議員会の山形修治議員、民主市民クラブの中屋大議員、県民クラブ・保母欽一郎議員、夢と希望あふれる栃木を創る会の阿部博美議員の4人です。
「文化と知」の創造拠点は、県体育館の跡地に県の美術館や図書館、それに文書館を一体的に整備するもので、福田知事は次のように答えました。
福田富一知事「設計、工事、開館準備を含め、開館まで7〜10年を見込んでいる。近年の美術館などの事例を参考とした試算によれば事業費は400億〜500億円程度が見込まれる」
県によりますと施設の延床面積は、3万から3万6千平方メートルとしていて、事業手法としては民間の力を活用する「PFI」の導入を基本に、新年度、検討を進める方針です。
また、県庁周辺の県有地の整備についても方針が明らかになりました。
福田富一知事「県庁周辺の地域の賑わいや交流促進に資すると考えられる、『業務機能を主とするオフィスビル』、『商業や業務など複数機能を持った大規模複合施設』、『スポーツの交流機能を主とする低容積利用』が候補。新年度以降、事業者の募集等に向けた手続きを進めていく。」
県庁周辺の県有地は栃木会館と宇都宮中央郵便局の跡地の2ヵ所です。LRTの西側延伸のルートになる大通りにも近く、県がどのような方針を示すか注目されていました。
またLRTの西側延伸について県は3月、東武鉄道への乗り入れを見据え、県と宇都宮市、東武鉄道の3者による協議の場を設けます。
福田富一知事「将来の東武宇都宮線への乗り入れを見据え、街づくりと連携しながら、東武宇都宮駅周辺の交通結節機能の強化について具体的に協議を行っていく」
そのほか、県立がんセンターや岡本台病院など3つの県立病院を総合病院のような機能を持つ病院として再整備することなどを検討する委員会を秋ごろ、新たに設置する方針が示されました。
登壇したのはとちぎ自民党議員会の山形修治議員、民主市民クラブの中屋大議員、県民クラブ・保母欽一郎議員、夢と希望あふれる栃木を創る会の阿部博美議員の4人です。
「文化と知」の創造拠点は、県体育館の跡地に県の美術館や図書館、それに文書館を一体的に整備するもので、福田知事は次のように答えました。
福田富一知事「設計、工事、開館準備を含め、開館まで7〜10年を見込んでいる。近年の美術館などの事例を参考とした試算によれば事業費は400億〜500億円程度が見込まれる」
県によりますと施設の延床面積は、3万から3万6千平方メートルとしていて、事業手法としては民間の力を活用する「PFI」の導入を基本に、新年度、検討を進める方針です。
また、県庁周辺の県有地の整備についても方針が明らかになりました。
福田富一知事「県庁周辺の地域の賑わいや交流促進に資すると考えられる、『業務機能を主とするオフィスビル』、『商業や業務など複数機能を持った大規模複合施設』、『スポーツの交流機能を主とする低容積利用』が候補。新年度以降、事業者の募集等に向けた手続きを進めていく。」
県庁周辺の県有地は栃木会館と宇都宮中央郵便局の跡地の2ヵ所です。LRTの西側延伸のルートになる大通りにも近く、県がどのような方針を示すか注目されていました。
またLRTの西側延伸について県は3月、東武鉄道への乗り入れを見据え、県と宇都宮市、東武鉄道の3者による協議の場を設けます。
福田富一知事「将来の東武宇都宮線への乗り入れを見据え、街づくりと連携しながら、東武宇都宮駅周辺の交通結節機能の強化について具体的に協議を行っていく」
そのほか、県立がんセンターや岡本台病院など3つの県立病院を総合病院のような機能を持つ病院として再整備することなどを検討する委員会を秋ごろ、新たに設置する方針が示されました。
