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宇都宮市の大谷町に環状交差点・ラウンドアバウトを設置

信号機がなく右回りで通行する、円形の環状交差点・ラウンドアバウトが宇都宮市の大谷町に完成し21日から、使用が開始されました。栃木県内では3カ所目です。

観光地の宇都宮市大谷町で21日午前10時に、環状交差点・ラウンドアバウトの使用が始まり、宇都宮市や警察関係者らが通行を見守りました。

ラウンドアバウトは、半径13.5メートル、道幅は5.5メートルで、大谷公園北側の市道632号と635号の、信号機のない変則の交差点を整備したものです。ラウンドアバウトでは、車両は一方通行で右周りし、交差点内を走る車が優先で、交差点に入るときは徐行して進入することから、交差点における待ち時間が減少するほか、車の速度が抑制される効果などが期待されています。

ラウンドアバウトは県内3カ所目で、宇都宮市では西川田4丁目にある総合スポーツゾーンの西側に続き2か所目、観光地に設置するのは県内で初めてです。

近くには、大谷寺や大谷コネクトなどの観光施設が集まっていて、道幅も狭く、観光シーズンには渋滞が起きやすかった道路でした。ラウンドアバウトの設置でスムーズな交通の確保と、回遊性の向上やにぎわい創出の効果が期待されています。
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