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歴史に幕 第50回城山杯争奪東日本卓球大会

卓球で数多くの強豪選手が参加した宇都宮発祥の全国大会「城山杯争奪東日本大会」が、50回の節目の今年、歴史に幕を閉じることになり、22日に最後の大会が始まりました。

宇都宮市の城山中学校のOB、OGを中心に地域大会からスタートした「城山杯」は、年を追うごとに規模を拡大し、ひとつのクラブの大会としては異例の、国内最大規模の卓球大会に成長しました。

半世紀を大会の区切りとしましたが、歴史を物語るように今年も北海道から沖縄までおよそ1500人が参加しました。

大会を大きく育てた城山卓球クラブの大貫重雄会長は開会式で「50回を迎えられ感謝に堪えない」と挨拶。

クラブのOGで大会にも出場。オリンピックで活躍した藤沼亜衣さん、平野早矢香さんの二人も駆けつけ、自身を育ててくれた大会への感謝の気持ちを伝えました。

数多くのオリンピアン、強豪選手がしのぎを削った大会だけに、来賓の福田富一知事からは「形を代えてでも継続を」と要望も。

大会はこれまでクラブ関係者が中心となり運営を行ってきましたが、近年はクラブの下部組織の「ジュニア」が廃部となるなど現在の規模での大会の継続は難しく、終了を模索していたといいます。
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