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「ヤングケアラー」支援へフェスティバル開催 宇都宮

家族の介護や世話を日常的に行っている若者いわゆる「ヤングケアラー」を支援しようというイベントが24日、宇都宮市で開かれました。

このイベントはヤングケアラーへのより一層の支援につなげようと、栃木県が開いたものです。

会場となったライトキューブ宇都宮には、かつてヤングケアラーだったという人や支援するスタッフなどが参加しました。

会場ではお笑い芸人「平成ノブシコブシ」の徳井健太さんが「僕、ヤングケアラーでした。」をテーマに講演しました。

自身もかつてヤングケアラーだったという徳井さんは、小学6年生のころから母親と妹の世話をしてきた経験や、先輩芸人から気持ちを変えてくれたアドバイスがあったことなどを紹介しました。

「困ってないから、助けてほしくない」とかたくなだった当時の気持ちを明かした徳井さんは、最後に大人に向けて「あきらめず、おせっかいを」と訴えました。

また、徳井さんとNPO法人とちぎユースワークカレッジ理事長の横松陽子さんのトークセッションもあり、参加したヤングケアラーの経験者たちは感想を述べたり質問をしていました。

県によりますと、家族の介護や世話を日常的に行っている18歳未満の若者の数は、県内におよそ4万1千人いるということで、会場では情報交換や相談ができるブースも設けられました。
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