「校長ら休日出勤記録を消去」と教諭証言 県教委へ要望書提出
教職員らでつくる組合が2月25日、栃木県庁で会見を開き、壬生町の小学校の男性教諭が行った休日出勤の記録を校長など管理職によって消されたと明らかにしました。
会見を行ったのは教職員らでつくる組合「IRIS栃木」の代表者と壬生町の小学校で特別支援学級を受け持つ50代の男性教諭の2人です。「IRIS栃木」によりますと男性教諭は2023年4月から2024年9月までのおよそ1年半に行った休日出勤合わせて45回分の記録を相談もなく管理職によって消されたとしています。
男性教諭は、授業の準備や同僚教諭の指導用資料を作成などのため休日出勤していました。男性教諭によりますと2024年4月ごろ、校務支援システムで出退勤時間を確認した際消えていることに気付いたということです。その後、加入していた「IRIS栃木」に相談し、2月12日校長に確認したところ教頭に消去を指示したと認めたということです。
これを受けて「IRIS栃木」は、壬生町教育委員会に対して実態把握のための調査を要望し、町は調査結果がまとまり次第県教育委員会へ年度内に報告したいとしています。
また校長はとちぎテレビの取材に対して「改ざんの意図はなく土・日・祝日の勤務時間は時間外労働時間に含まれないとの認識から2023年度から休日出勤などの出勤時間や退勤時間の修正を教頭に指示していたが、自身の理解不足だった」「国の指針を確認して以降、去年10月から修正はしていない」などと説明しました。
壬生町によりますと町内のほかの小中学校については時間外労働時間の誤った取り扱いは確認されなかったということです。
会見後、「IRIS栃木」は県教育委員会に対して校長らに対する厳正な処分と県内の学校全体で調査をするよう求める要望書を提出しました。
会見を行ったのは教職員らでつくる組合「IRIS栃木」の代表者と壬生町の小学校で特別支援学級を受け持つ50代の男性教諭の2人です。「IRIS栃木」によりますと男性教諭は2023年4月から2024年9月までのおよそ1年半に行った休日出勤合わせて45回分の記録を相談もなく管理職によって消されたとしています。
男性教諭は、授業の準備や同僚教諭の指導用資料を作成などのため休日出勤していました。男性教諭によりますと2024年4月ごろ、校務支援システムで出退勤時間を確認した際消えていることに気付いたということです。その後、加入していた「IRIS栃木」に相談し、2月12日校長に確認したところ教頭に消去を指示したと認めたということです。
これを受けて「IRIS栃木」は、壬生町教育委員会に対して実態把握のための調査を要望し、町は調査結果がまとまり次第県教育委員会へ年度内に報告したいとしています。
また校長はとちぎテレビの取材に対して「改ざんの意図はなく土・日・祝日の勤務時間は時間外労働時間に含まれないとの認識から2023年度から休日出勤などの出勤時間や退勤時間の修正を教頭に指示していたが、自身の理解不足だった」「国の指針を確認して以降、去年10月から修正はしていない」などと説明しました。
壬生町によりますと町内のほかの小中学校については時間外労働時間の誤った取り扱いは確認されなかったということです。
会見後、「IRIS栃木」は県教育委員会に対して校長らに対する厳正な処分と県内の学校全体で調査をするよう求める要望書を提出しました。
