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めぶきビジネスアワード表彰式 ものづくりや農業など新しいビジネスプランを事業化へ  地域活性化に繋ぐ

新しいビジネスプランを事業化につなげ地域を活性化しようというコンテストの表彰式が26日宇都宮市で行われました。

このコンテストは、地域活性化を目的に足利銀行と茨城県の常陽銀行を傘下に置くめぶきフィナンシャルグループが企業を対象に開いているものです。

8回目となる今回は、ものづくりや農業など6つの分野に合わせて206件の応募があり、このうち21のプランが賞を受けました。

最優秀賞に輝いたのは、水産系の大学の先端技術で魚類の品種改良を行う千葉県の「さかなドリーム」です。市場に出回りにくい「カイワリ」と千葉県産の「マアジ」を掛け合わせた新しい品種の「夢あじ」を養殖しました。1月にテスト販売を行い、2025年の夏頃には本格的に出荷を始めていくということです。

(さかなドリーム 細谷 俊一郎社長)
「栃木県は鮭の養殖に取り組んでいると理解している。
特に鮭での研究実績が非常にあるため、今後はサーモンの養殖も積極的に取り組んでいきたい」

次点の優秀賞には2つの企業が選ばれ、このうち県内からはゴミの焼却で発生する熱やCO2を農業用ハウスなどで利活用する取り組みを行う誠和が受賞しました。

(誠和 大出 浩睦社長)
「めぶきフィナンシャルグループと一緒に、栃木県内あるいは茨城県内で佐賀県同様の事例を作っていきたい」

受賞したプランは今後、事業化に向けてめぶきフィナンシャルグループが資金面や販路拡大などの支援をしていくということです。
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