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東日本台風で被害 思川の改良復旧工事が完了 記念碑除幕 鹿沼

2019年の東日本台風で思川の堤防が決壊するなど甚大な浸水被害が発生した鹿沼市久野・口粟野地区の河川の改良復旧工事が完了し6日、現地で記念碑の除幕式が行われました。

式典には地元選出の県議会議員はじめ、栃木県の職員や地元の住民などおよそ20人が参加しました。

2019年10月12日の東日本台風では、県内に大雨特別警報が発表されるなど記録的な大雨になりました。この大雨により思川流域の特に多いところでは24時間雨量が400ミリ以上に達し、鹿沼市久野・口粟野地区で堤防4カ所が決壊し、川の水が堤防を越え、合わせて416戸の住宅に浸水被害が出ました。

県では思川の柳橋から上流の久野橋の間、およそ3キロにわたり堤防をかさ上げし、コンクリートで覆ったり川を広げるなどの工事を2019年度から6年かけて行い、事業費23億円をかけて工事が完了しました。

21日の式典では、東日本台風の災害を次の世代に伝える伝承碑の除幕式が行われ、被害の風化防止とふるさとの安全を願いました。
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