宇都宮市のカナメが浅草寺・仲見世の屋根を改修 13棟を全面葺き替え
金属製の屋根の施工を手掛ける宇都宮市内の企業が、東京・浅草にある「雷門」で有名な浅草寺で仲見世の屋根の葺き替え工事を完了させ、6日、報道関係者に屋根の上の様子が公開されました。
浅草寺の仲見世は、戦後に補修されて以来、80年ぶりに屋根の全面葺き替え工事が行われました。
工事を手掛けたのは宇都宮市に本社をおく金属屋根製造・建設業のカナメです。
工事は13棟の仲見世の老朽化による雨漏れの修復と建物の安全性を高めるため2024年6月から10か月にわたり2,000平方メートル以上の屋根が葺き替えられました。
銅板で作られているこの屋根は、カナメが開発した独自の構造で、雨水による劣化や気温による伸び縮みを防ぐなど、耐久性に優れているほか、なめらかな曲線の表現も可能でデザイン性も兼ね備えています。
浅草寺は国内外からたくさんの観光客が絶えず訪れる観光名所ということもあり、カナメでは安全かつ短期間で工事を行う必要があったということです。
カナメはこれまでにも浅草寺の宝蔵門や本堂、それに五重塔の屋根の改修を手掛けた実績があり、本堂の改修の後に発生した東日本大震災では瓦が1枚も落ちなかったことから安全性が高く評価されているということです。
屋根の葺き替え作業は6日の浅草寺との確認作業を経て終了し、来週には足場を解体した後、3月末には全ての工程を終える見通しです。
浅草寺の仲見世は、戦後に補修されて以来、80年ぶりに屋根の全面葺き替え工事が行われました。
工事を手掛けたのは宇都宮市に本社をおく金属屋根製造・建設業のカナメです。
工事は13棟の仲見世の老朽化による雨漏れの修復と建物の安全性を高めるため2024年6月から10か月にわたり2,000平方メートル以上の屋根が葺き替えられました。
銅板で作られているこの屋根は、カナメが開発した独自の構造で、雨水による劣化や気温による伸び縮みを防ぐなど、耐久性に優れているほか、なめらかな曲線の表現も可能でデザイン性も兼ね備えています。
浅草寺は国内外からたくさんの観光客が絶えず訪れる観光名所ということもあり、カナメでは安全かつ短期間で工事を行う必要があったということです。
カナメはこれまでにも浅草寺の宝蔵門や本堂、それに五重塔の屋根の改修を手掛けた実績があり、本堂の改修の後に発生した東日本大震災では瓦が1枚も落ちなかったことから安全性が高く評価されているということです。
屋根の葺き替え作業は6日の浅草寺との確認作業を経て終了し、来週には足場を解体した後、3月末には全ての工程を終える見通しです。
