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歯科衛生士の卵たちが新たな一歩踏み出す 専門学校で卒業式

歯科衛生士を養成する宇都宮市の専門学校で6日、卒業式が行われました。

宇都宮市竹林町にある宇都宮歯科衛生士専門学校で行われた卒業式には、卒業を迎えた3年生45人が参加しました。

学校では、開校して以来およそ45年間で2000人余りの卒業生を輩出していますが、今回は初めて男子学生が卒業することになりました。

式で名前が読み上げられると、卒業生はひとりひとり前へ進み卒業証書を受け取りました。

式辞のあいさつで北條茂男校長は「歯科衛生士は歯科診療の場においてなくてはならない存在。患者さんが安心して治療を受けられるよう信頼される歯科衛生士になってください」とはなむけの言葉を贈りました。

これに対して、卒業生代表の江田皐月さんが3年間を振り返り
「これから先どんなにつらく苦しいことがあっても、同じ目標に向かって共に切磋琢磨したこの3年間を思い出せば、きっと乗り越えていけると思います」と答辞を述べました。

国内では歯科衛生士の慢性的な人材不足が問題になっていて、労働条件や職場環境の改善などが喫緊の課題になっています。

卒業生たちは口の健康をサポートする貴重な人材として仲間たちとともに歯科衛生士としての一歩を踏み出します。

歯科衛生士の国家試験は、3月2日にすでに行われていて結果は26日に発表される予定です。
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