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「78年ありがとう」今年度で閉校する日光市の東中学校 母校へのお別れ会

今年度で閉校する日光市の中学校では、卒業式前日の10日、3学年がそろって、思い出の詰まった母校へのお別れ会が開かれました。

お別れ会が行われたのは、3月末で閉校になる日光市の東中学校です。全校生徒およそ140人が参加しました。

東中学校は1947年に開校し、78年の歴史で1万人の卒業生を輩出してきました。しかし、生徒の減少などを理由に、同じく閉校する日光中学校と統合されることとなり、4月からこの校舎は「新生・日光中学校」として生まれ変わります。

斎藤修校長は「東中学校という名が無くなってしまうのは寂しく残念な気持ち。しかし、日光中学校の伝統と精神が融合して、輝かしい学校へと発展していくことを願う」と述べたほか、生徒代表の金井そよかさんは「『(学校目標にある)うるわしく 逞しく』の精神はいつまでも続くものだと信じています。東中学校、本当にありがとうございました」と、母校への感謝の気持ちを述べました。

ほかにも会では、生徒会が生徒に依頼して集めた、学校生活の様子を撮影した写真のスライドショーがお披露目されました。

そして、歌い継がれてきた校歌も、歌えるのはあとわずか。4番まである校歌を全校生徒で歌いました。

(元生徒会長3年 杉本海大さん)
「さみしさや感謝の気持ち。新たな歴史をつくっていって欲しいです」

(元生徒会3年 目崎未菜さん)
「校名は変わってしまうけれど、両校の伝統と良いところを引き継いで、新しいスタートを切って欲しいです。東中学校大好きです」
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