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日産 国内5工場維持へ ライン統廃合で合理化 新体制合わせ11日に協議

経営再建に向けた合理化策の具体化を進めている日産自動車が栃木県を含む国内に5つある完成車工場を維持する方針であることが分かりました。

工場の閉鎖は雇用への影響が大きく生産ラインの統廃合などで対応する方針です。

国内の5つの工場は上三川町にある栃木工場や神奈川県横須賀市の追浜工場、福岡県苅田町の日産自動車九州の工場などです。

日産はアメリカや中国での販売不振で業績が悪化し、去年11月に世界で9千人の人員削減と生産能力の2割縮小を柱とする合理化策を発表しています。

先月にはタイを含む3つの工場の閉鎖方針を示しましたがタイ以外の2拠点は明らかにしていません。

具体的な合理化策は11日に開く取締役会で新たな経営体制と合わせて協議し近く発表する見通しです。

栃木工場を維持する方針について上三川町の星野光利町長は、とちぎテレビの取材に対し、「町としてはこれまで長くお世話になっており工場が残ることには一安心している。今後も協力を惜しまないつもりだ」とコメントしました。
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