東日本大震災から14年 各地で追悼 栃木県内にいまだ多くの避難者
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から、11日で14年になります。被災地などでは、地震が発生した時刻に遺族らが犠牲者のために祈りをささげました。
岩手、宮城、福島の被災地などでは、地震が発生した時刻の午後2時46分に遺族らが一斉に手を合わせて、犠牲者に黙とうをささげました。人口減少や産業再生の遅れといった課題に直面する中、震災の教訓の継承に誓いを新たにしました。
栃木県内では当時、最大震度6強を観測し、倒壊した建物に巻き込まれるなど4人が死亡したほか、7万6千棟以上の住宅が被害を受けました。
県によりますと、県内に避難してきた人の数は、2012年の2月にもっとも多くなり、3, 197人にのぼりました。
2月1日時点では、1, 157人いて、去年の同じ時期と比べて2人少なくなったということです。
避難先の自治体別では、多い順に、宇都宮市が298人、那須塩原市が261人、小山市が119人などとなっています。
また、避難元の都道府県別では、福島県が1, 148人で岩手県が9人となっていて、ふるさとを離れ賃貸住宅や親族の家などで生活をしています。
石破茂総理大臣は、福島県福島市で行われた追悼式に参列し祈りをささげ、「震災経験を、事前防災の徹底や災害対処の体制強化などの取り組みに生かす。防災庁を設置し、世界一の防災大国にすべく力を尽くす」と述べました。
岩手、宮城、福島の被災地などでは、地震が発生した時刻の午後2時46分に遺族らが一斉に手を合わせて、犠牲者に黙とうをささげました。人口減少や産業再生の遅れといった課題に直面する中、震災の教訓の継承に誓いを新たにしました。
栃木県内では当時、最大震度6強を観測し、倒壊した建物に巻き込まれるなど4人が死亡したほか、7万6千棟以上の住宅が被害を受けました。
県によりますと、県内に避難してきた人の数は、2012年の2月にもっとも多くなり、3, 197人にのぼりました。
2月1日時点では、1, 157人いて、去年の同じ時期と比べて2人少なくなったということです。
避難先の自治体別では、多い順に、宇都宮市が298人、那須塩原市が261人、小山市が119人などとなっています。
また、避難元の都道府県別では、福島県が1, 148人で岩手県が9人となっていて、ふるさとを離れ賃貸住宅や親族の家などで生活をしています。
石破茂総理大臣は、福島県福島市で行われた追悼式に参列し祈りをささげ、「震災経験を、事前防災の徹底や災害対処の体制強化などの取り組みに生かす。防災庁を設置し、世界一の防災大国にすべく力を尽くす」と述べました。
