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運転支援システムや自動運転技術などを実証実験 芳賀町と本田技研工業が契約

芳賀町は、人工知能による運転支援での交通事故の防止や、自動運転などの技術実証実験の共同研究を行うために12日、町内の研究所と契約を結びました。

芳賀町は12日、芳賀工業団地内にある本田技術研究所と「交通・環境課題解決へ向けた技術実証実験に関する契約」を締結しました。締結式では芳賀町の大関一雄町長と、本田技術研究所先進技術研究所の知能化研究領域統括の安井裕司エグゼクティブチーフエンジニアが、協定書を取り交わしました。

協定では地方都市における交通・環境課題の分析と、その課題解決に向けた先進技術を活用した実証実験を実施することになっています。

実証実験はホンダ独自の、相手と協調する人工知能「CI」による、運転支援システムを搭載した車両の走行実験と、車両自らが周辺の環境を認識しながら自動運転するモビリティを、町内中心部で走らせデータを収集します。

運転支援システムを搭載したホンダの軽自動車を、LRTライトラインのトランジットセンターに配置して、町内の温泉や観光施設まで走行する実験などを開始する予定です。

大関町長は「将来はLRTと町内各地をつなぐ、2次交通として期待している」と話しています。