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とちぎ県産材木造住宅コンクール 住宅に活用で需要拡大へ

栃木県産木材の住宅への活用を目指し、優れた住宅を手掛けた企業などをたたえるコンクールの表彰式が16日県庁で行われました。

このコンクールは質が良い栃木県産の木材を住宅に生かしてもらおうと県木材需要拡大協議会が、毎年開いているものです。

今年は15件の応募の中から、8件の住宅とその設計や施工を手がけた企業が表彰されました。

最優秀賞を受賞したのは宇都宮市の中山大輔建築設計事務所が手掛けた日光市の住宅です。

県産の木材を床や壁にふんだんに活用したほか、天井には県産スギの小幅板を連続して使うことで奥行きを表現した点などが高く評価されました。

ほかにも、温暖化で暑さ厳しい夏場も省エネで快適に過ごすため日射しの取り込みや風通しにこだわった住宅や、木材だけではなく大谷石や烏山和紙など、県産の材料をふんだんに使った住宅などが受賞しました。

栃木県の木材は強度が強く質が高いのが特徴です。

また、県土面積の55%を森林が占めていることから地元の木材を積極的に活用して循環を促すことが環境の維持にも重要です。
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