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田植え時期に開花・黄緑色の花をつける「黄桜」200本が見ごろ 宇都宮

宇都宮市では黄緑色の花をつける黄桜が見頃となっています。

宇都宮市宮山田町にある、上河内緑水公園の近くを流れる西鬼怒川です。緑がかった黄色の花をつけるサクラの一種・「黄桜」がおよそ200本植えられていて、雨の田園風景を彩っています。

この地域では90年ほど前に、農業の豊作を祈って田植えの時期に一斉に開花する黄桜を植えましたが、その後に野焼きなどで無くなってしまったことから、「黄桜の郷かみかわち」の齋藤信三さんらが美しい景色を復活させようと、2014年から植樹を続けてきました。

現在は、黄桜のほかにも、開花の時期が違うおよそ70種類のサクラが植えられていて、その数は合わせて千本近くになります。

黄桜は現在は6分〜7分咲きで、今週末にも満開を迎えるということです。黄桜の花をよく見ると、中心がピンク色になってます。満開になった後は、花がピンク色に変わり、色の変化も楽しめるということです。

黄桜の郷かみかわち代表齋藤信三さんは、「黄桜は2度楽しめます。そろそろ花の真ん中の色が変わってきています。晴れの日と重なれば、すばらしい景色が見られると思います」と笑顔を見せました。
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