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消防団の業務支援アプリを導入 佐野市で栃木県内初

佐野市は消防団の業務を支援するアプリを導入し、運用を始めました。この取り組みは、県内で初めてだということです。

これは、2日開かれた金子裕市長の定例の記者会見で発表されたものです。

消防団の業務支援アプリは、災害時における迅速な初動対応と情報収集などに役立てようというもので、4月から運用を始めています。

主な機能は、出動要請や画像の共有、安否の確認など、一斉に情報を共有できるほかGPS機能により災害現場で団員の位置情報を把握できます。

佐野市では2019年の東日本台風で川が決壊するなどの大きな被害を受け、その教訓から地域の災害対応に当たる消防団の強化と負担軽減が課題になっていました。

消防団の業務を支援するアプリを導入したのは、佐野市が県内で初めてだということです。

佐野市は栃木県と5月12日に市内で開く、孤立集落が発生した際の支援に関する訓練でこのアプリを活用する予定です。