精密測定機器の製造会社・ミツトヨ 下野市の産業団地を購入 新工場設立へ
神奈川県に本社を置き、栃木県内に複数の工場を構える精密測定機器の製造会社が、新たな製造拠点として下野市の産業団地を購入し、7日、市役所で契約締結の報告会が行われました。
下野市下坪山にある産業団地「しもつけ産業団地」を購入したことを報告したのは、神奈川県川崎市に本社がある精密測定機器を製造するミツトヨです。
ミツトヨは寸法を測る「ノギス」や、三次元測定機などの製造拠点として県内では宇都宮市に3つの工場を設けていて、今回の産業団地の購入は事業拡大を目的としています。
今回、産業団地の6区画あるうちの2つの区画、合わせておよそ9.8ヘクタールを獲得しました。新4号国道にほど近く、北関東自動車道・上三川インターチェンジまでおよそ14キロの立地でアクセス面での高い利便性が特長です。ミツトヨの加納孝文常務取締役は、大規模な自然災害リスクが少ない「安全面」も評価したポイントだと話しました。
新設する工場ではノギスの製造を増強する方針ですが、輸出がメインのため、世界市場の動向を注視しながら「別な機種の製造や新規事業の場所として使用していきたい」とも述べました。
予定では2026年1月に着工し、2027年中の稼働を目指しています。
下野市の坂村哲也市長は「世界的シェアがあり、信頼のある会社に立地してもらえるのは、市の発展にもなるので期待をしております」と述べました。
ミツトヨとこの産業団地の売買を行った栃木県土地開発公社の鈴木英樹理事長は「栃木県の産業の発展に大いに貢献していただけるのではないかと期待しています」と話し、ミツトヨの加納孝文常務取締役は「大きな土地があるとさまざまな新規事業もできるはず。こちらの土地に期待をしているところです」と述べました。
下野市下坪山にある産業団地「しもつけ産業団地」を購入したことを報告したのは、神奈川県川崎市に本社がある精密測定機器を製造するミツトヨです。
ミツトヨは寸法を測る「ノギス」や、三次元測定機などの製造拠点として県内では宇都宮市に3つの工場を設けていて、今回の産業団地の購入は事業拡大を目的としています。
今回、産業団地の6区画あるうちの2つの区画、合わせておよそ9.8ヘクタールを獲得しました。新4号国道にほど近く、北関東自動車道・上三川インターチェンジまでおよそ14キロの立地でアクセス面での高い利便性が特長です。ミツトヨの加納孝文常務取締役は、大規模な自然災害リスクが少ない「安全面」も評価したポイントだと話しました。
新設する工場ではノギスの製造を増強する方針ですが、輸出がメインのため、世界市場の動向を注視しながら「別な機種の製造や新規事業の場所として使用していきたい」とも述べました。
予定では2026年1月に着工し、2027年中の稼働を目指しています。
下野市の坂村哲也市長は「世界的シェアがあり、信頼のある会社に立地してもらえるのは、市の発展にもなるので期待をしております」と述べました。
ミツトヨとこの産業団地の売買を行った栃木県土地開発公社の鈴木英樹理事長は「栃木県の産業の発展に大いに貢献していただけるのではないかと期待しています」と話し、ミツトヨの加納孝文常務取締役は「大きな土地があるとさまざまな新規事業もできるはず。こちらの土地に期待をしているところです」と述べました。
