コメ価格高騰でふるさと納税返礼品に在庫なし 栃木県内でも
全国のコメの平均価格が去年の同じ時期の2倍を超える高値で推移する中、ふるさと納税のコメの返礼品を目当てにした応募が殺到し、県内の自治体でも在庫が不足する事態となっています。
農林水産省が今月7日に発表した4月21日から27日に全国のスーパー、およそ1,000店で販売されたコメ5キロあたりの平均価格は前の週より12円高い4233円でした。17週連続の値上がりで、前の年の同じ時期の2088円と比べて2倍を超える高値で推移しています。
政府が備蓄米を放出したもののコメの価格が落ちない状態が続く中で、コメの返礼品を目当てにしたふるさと納税への応募が全国で殺到し、在庫が不足して発送が大幅に遅れたり受け付け停止に追い込まれたりするトラブルが相次いでいます。とちぎテレビが大手ふるさと納税サイトのさとふるを調べたところ県内25の市と町のうち、コメを返礼品にしているのは19の自治体でこのすべてで、「在庫なし」または、「受け付け期間外」と表示がありました。
2022年度のコメの産出額が54億円で関東一の大田原市では、ふるさと納税の返礼品を扱う事業者は20軒ありますが、今年の2月頃から受け付け停止が出始め、4月半ばには、在庫がほぼなくなったということです。市の担当者は、「もともと化粧品や和牛の肉が人気の返礼品だったがコメの返礼品の在庫がなくなることは今までになかった。新たに、5軒ほどの農家に返礼品に参加してもらえないか協議をしていて、今年産のコメの先行予約を早ければ今月(5月)中に始めたい」と話していました。
農林水産省12日に4月28日から5月4日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が前の週より19円安い4千214円だったと発表しました。18週ぶりに値下がりしましたが、依然として、去年の同じ時期の2倍を超えています。
農林水産省が今月7日に発表した4月21日から27日に全国のスーパー、およそ1,000店で販売されたコメ5キロあたりの平均価格は前の週より12円高い4233円でした。17週連続の値上がりで、前の年の同じ時期の2088円と比べて2倍を超える高値で推移しています。
政府が備蓄米を放出したもののコメの価格が落ちない状態が続く中で、コメの返礼品を目当てにしたふるさと納税への応募が全国で殺到し、在庫が不足して発送が大幅に遅れたり受け付け停止に追い込まれたりするトラブルが相次いでいます。とちぎテレビが大手ふるさと納税サイトのさとふるを調べたところ県内25の市と町のうち、コメを返礼品にしているのは19の自治体でこのすべてで、「在庫なし」または、「受け付け期間外」と表示がありました。
2022年度のコメの産出額が54億円で関東一の大田原市では、ふるさと納税の返礼品を扱う事業者は20軒ありますが、今年の2月頃から受け付け停止が出始め、4月半ばには、在庫がほぼなくなったということです。市の担当者は、「もともと化粧品や和牛の肉が人気の返礼品だったがコメの返礼品の在庫がなくなることは今までになかった。新たに、5軒ほどの農家に返礼品に参加してもらえないか協議をしていて、今年産のコメの先行予約を早ければ今月(5月)中に始めたい」と話していました。
農林水産省12日に4月28日から5月4日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が前の週より19円安い4千214円だったと発表しました。18週ぶりに値下がりしましたが、依然として、去年の同じ時期の2倍を超えています。