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交通安全考えて 小学生が自転車の安全な乗り方を競う 那須塩原市の小学校が優勝

小学生が交通ルールの知識や自転車の安全な乗り方を競う県大会が、4日、鹿沼市のTKCいちごアリーナで行われました。

「交通安全こども自転車栃木県大会」は、小学生に交通安全への意識を高めてもらおうと、県や県警、県交通安全協会などが毎年開催していて、今回で59回目となりました。

大会には11の小学校から12チーム、およそ70人が出場しました。

自転車の正しい乗り方を競う「安全走行テスト」では、1つのチームから4人が出場しました。体育館に作られたコースを使って交差点での左右の確認や、踏切での横断、それに駐車している車両をよけるなど、様々な場面で自転車の安全な乗り方ができているかが審査されます。

児童たちは、「右よし、左よし」などと声を出して指さし確認などを行いながら、1つずつ課題をクリアしていきました。

県警によりますと、今年に入ってから6月末までで、小学生が関係する交通事故は56件起きています。そのうち、自転車が関係する事故は30件で、去年の同じ時期と比べると13件増えているということです。

参加した児童は「緊張したけどうまくできました。左右だけでなく、後ろも確認することなどをこの大会の練習を通して学んだので、生かしていきたい」などと話していました。

実技テストと学科テストを合わせた結果、那須塩原市の大原間小学校Aチームが優勝しました。チームは8月6日に東京で行われる全国大会に栃木県代表として出場します。