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県内最年少の19歳バス運転手が誕生へ 関東自動車那須塩原営業所に月内にも

県内で最年少となる19歳の路線バスの運転手が、7月中の乗務に向けて那須塩原市で研修に励んでいます。

路線バスの運転手として乗務するための訓練をしているのは、関東自動車の那須塩原営業所に勤務する、益子隼さん19歳です。小学校6年生のとき、修学旅行で観光バスの運転手を見て憧れ、バスの運転手を志しました。

バスの運転手に必要な大型二種免許の受験資格は、2022年の改正道路交通法により特別な教習を終了すると、19歳以上で普通免許を取得してから1年以上であれば得られるようになりました。

益子さんは、2024年3月に地元の黒羽高校を卒業後、関東自動車に入社し、普通免許を取得してから1年が経った今年5月に、自動車教習所の特例教習を受けて念願の大型二種免許の試験に合格しました。

現在は、指導役の先輩運転手と一緒にバスに乗って、実際のバス路線を走るなど訓練を積んでいます。何台もあるバスの、ブレーキやアクセルの癖に慣れるのに苦労したり、停留所によって止め方が違うことを実際に体験したりして、夢の実現に一歩ずつ前進しています。

益子さんは、早ければ7月のうちに路線バスの運転手として誕生する予定で、関東自動車によりますと、県内で最年少のバスの運転手になるとみられます。