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海や自然守る工場の取り組み 夏休みの親子連れが学ぶ マルハニチロ宇都宮工場 出来立てソーセージに舌鼓

夏休み中の子どもたちが地域の工場を訪れ、環境に優しい活動などを学ぶ見学会が19日、宇都宮市内で開かれました。

この見学会は、子どもたちに環境への負荷が少ない生活について考えてもらおうと、宇都宮市が開いているものです。

毎回、人気のプログラムで19日は小学4年生から6年生までの児童と、その保護者が、清原工業団地にあるマルハニチロ宇都宮工場を訪れました。

この工場は40年以上にわたって操業していて、主力の魚肉ソーセージを1日52万本、業務用のマグロのたたきを1日2万パック製造しています。

参加した親子は福田憲滋工場長などから、太陽光発電といった再生可能エネルギーを利用して電力を賄っていることや、二酸化炭素の排出量の削減、それに廃棄物ゼロの取り組みを通して自然を守る活動に力を入れていることについて説明を受けました。

見学会の最後に商品の試食が行われ、ゆで立ての魚肉のソーセージやまぐろのたたきに親子で舌鼓を打っていました。

(参加した親子は)「ソーセージの原料をカットしているところとかが面白かったです」「海なし県の栃木の宇都宮になぜ工場があるかという話がありましたけど、鬼怒川が近くきれいな水があるということですごく納得できました。きれいな水にある街に住めることは誇らしいなと思いました」

(マルハニチロ宇都宮工場・福田憲滋工場長)「我々食品メーカーは自然からの恩恵を受けて成り立っています。環境への負担をなるべく減らすのは会社としての命題です。今後もこうした取り組みを真剣に進めていきたいと考えています」

また、子どもたちはこの後、中外製薬工業宇都宮工場を訪れバイオテクノロジーを活用した医薬品が製造される様子を見学したということです。