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お手柄の警察犬に感謝状 15分ほどで行方不明者発見 栃木警察署

ことし6月に行方が分からなくなっていた高齢者を発見し、事件や事故を未然に防いだとして、警察犬などに20日、感謝状が贈られました。

行方不明者を発見したのは、ジャーマン・シェパードで警察犬のジャスミン オブ ゴールドロック号と警察犬指導士の池上裕二さんです。

日々訓練を積んでいる下野市の「犬の学校栃木県警察犬訓練所」で20日、栃木警察署の中村純一生活安全課長から池上さんとジャスミンの飼い主の金井弘行さんに感謝状が手渡され、さらにジャスミンにはおもちゃも贈られました。

警察によりますと、ことし6月18日、栃木市内で80代の男性が自宅を出たまま帰宅しなかったため家族から警察に申告があり、警察から要請を受けたジャスミンが池上さんと共に出動。においを頼りに追跡したところ、自宅近くの道路で1人で歩いていた男性を発見しました。

捜索から15分ほどで発見に至ったということです。

ジャスミンは2024年2月にも行方不明者を発見したとして感謝状を受けていて、今回で2度目のお手柄となりました。

また、2025年5月にジャスミンから産まれたメスのマープルも警察犬を目指しているということです。